15、ゴンドラに乗るのは ページ16
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松田「円卓の騎士は待ってなかったが...代わりに妙なものが座席の下に置いてあるぜ。」
目暮「!!!」
白鳥「まさか...爆弾....?!」
松田はゴンドラに乗って壁にもたれかかった。
佐藤「松田くん!」
松田「大丈夫。こうゆうことはプロに任せな。」
いつも付けているグラサンを外しながらそう言ったその時。
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逢沢「ーーーーー何がプロよグラサン。
グラサンはもう爆処じゃないでしょ。」
松田「は、お前なんで...!」
逢沢「いやぁ、またあーちゃんに会いに行こうと思ったら面白いファックスが置いてあったもんで....来ちゃった」
松田「なァにが来ちゃった、だ!」
逢沢「で。さっきの松田の言葉を借りるなら。
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ーーーー爆発物は私たちの管轄だから。今のプロに任せといて。」
なんか決めゼリフみたいじゃない?と少し笑いながら松田を突き飛ばしてゴンドラに乗る。
松田「まて、おい!!」
逢沢「ついでにこの道具達、使わせてもらうね。」
佐藤「待って!!危ないわ!!」
逢沢「大丈夫だって!私、 グラサンと張り合えるくらいには解体得意だから。」
そう言ってゴンドラの扉を閉めた。
佐藤「ちょ、ちょっと!ゆーちゃん!?私達の管轄って....?」
松田「アイツは俺が元いた爆発物処理班だからだ。」
佐藤「まさか、前言ってた配属希望出てた理由って....」
そう言い松田の方を振り返ると、松田は少し俯いていてグラサンで表情が見えなかった。
松田「4年前の11月7日に、俺の親友とアイツを命の危機に晒した犯人をとっ捕まえるためだ。」
どんどん上がっていく逢沢が乗っているゴンドラを見上げながら少し心配そうな顔をしていた。
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水原(プロフ) - あやなみ。さん» ありがとうございます!低浮上かもしれないのですがそれでもよろしければ...!これからも更新頑張ります! (3月23日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 水原さん» 初めまして!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月21日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» すごく考えて頂いてありがとうございます!!とっても参考になりましたー! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 小説サイコ〜です!!O(≧∇≦)O (9月5日 2時) (レス) id: c821e834ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原 | 作成日時:2023年8月20日 23時