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「ねぇ、トミー。私のこと好き？」
「うん。」
また…
約２週間ぶりに顔を合わせた私たち。
私は、トミーの家に遊びに来ていた。
久しぶりに会えたっていうのに、トミーはソファーに座って雑誌を読んでばっかり。
私は、カーペットの上に座って、ソファーの前に置いてある机に肘をついてた。
私のことなんて、どうでもいいのかな？
久しぶりに会ったのに、こんな過ごし方でいいの？
出かけたりとかも、しないのかな…？
こんなことを考えてたら、トミーの口から意外な言葉。
「なぁ、A。」
「ん？」
「Aさ、俺のこと信用してないの？」
「え……？」
「だってさ、会うたびに私のこと好き？って聞いてくるじゃん。」
「それは…」
「なんか、俺のこと疑ってるように思えるんだけど。」
「トミー…」
「俺ってそんなに信用ない？俺、けっこうAに尽くしてると思うんだけど？」
「それは……」
まさか、トミーがそんなこと言うなんて思ってもみなかった。
好きって言ってくれないからって正直に自分の気持ち言う？
いやでも、それを言ったら私の負けになる気が…
だけど、理由を言わなきゃトミーは、私がトミーの気持ちを疑ってると思っちゃう…。
「だって……」
「ん？」
「だって、トミーが好きって言ってくれないから……」
「は？！俺、言ってるだろ？」
「言ってないよ！！」
私は思わず声が大きくなった。
「私が「トミーのこと好きだよ」って言っても、「私のこと好き？」って聞いても、トミーはいっつも「うん」って返事するだけじゃん！」
「A…？」
「私は、言ってほしかっただけだもん……トミーに、好きだって…」
「……」
「うんって返事じゃなくて、好きって言葉が聞きたかった……」
「それで、会うたびに聞いてきたの？」
「うん…。いつからかわかんないけど、トミーが好きって言ってくれなくなったから…」
「A…」
「でも、そのことでトミーがそんなこと思ってるなんて思わなかったから…」
「……」
「ごめん…こんなのただのわがままだよね。」
私はうつむいて下を向いてしまった。
涙が出そうで、必死に我慢してた。
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aja(プロフ) - まっちゅさん» いや本当ですね。夢でも見ないとやってられません(笑) (2017年5月21日 0時) (
レス) id: 81a18ccbb6 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゅ(プロフ) - なんか現実が嫌になってきますね......笑 (2017年5月20日 16時) (レス) id: 7b7a95e2f7 (このIDを非表示/違反報告)
aja(プロフ) - 黄色さん» ありがとうございます！私もトミーみたいな彼氏(以下略) (2017年5月15日 4時) (レス) id: 81a18ccbb6 (このIDを非表示/違反報告)
黄色 - トミーのん？がいいですね。笑。ここからは心の声なので無視して構いません。あーー、彼氏欲しー。 (2017年5月14日 12時) (レス) id: 136afa95e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aja | 作成日時：2017年5月14日 3時
