アベアテ RPG風のお話

旅の商人 ページ9

アテネ 「あれ？ねえアベルあそこに誰かいない？」

アベル 「ん？ああなんかいるね・・・」

数百メートル先に荷物を持った・・・羊？がいるんだけど・・・

？？？ 「なんかとは・・・」

二人 「ん？」

？？？ 「なんじゃあああああああ！！！！」

二人 「ぎゃああああああ！！！こっち来るなあああ！！！しかも何で聞こえたんだあああ！！！」

？？？ 「なんでにげんねや！！羊がただ走っとるだけやろうが！！」

アベル 「それが怖いし喋ってるのが怖いんだろうがああ！！」

アテネ 「キャアアアアア！！！！キモイキモイキモイ！！！」

？？？ 「んなっ！！？きっ・・・キモイ」

アテネ 「当たり前でしょ！！何で羊が喋ってるのよ！！」

？？？ 「なんでや・・・なんでや・・・なんで羊が喋ってるだけで気持ち悪いって言われるんや…」

アベル 「えっと・・・なんかかわいそうになってきた」

アテネ 「それで？私たちになんか用でも？」

？？？ 「ああそうや！！ワイは旅の商人のメメっていうんや！！よろしく頼むで！」

二人 「はあ・・・」

メメ 「そんでワイ今いいもんもっとるでえ！なんか買っていってや」

アベル 「何があるの？」

メメ 「これや！寿司や！なかなかええやろ！」(鮮度)

アベル 「え？でもここ雪山地帯だし新鮮とかあるの？凍ってるんじゃない？」

メメ 「あ」

アテネ 「寿司って何？」

アベル 「まあいいや、いくらですか？」(無視)

メメ 「これはイクラじゃないで」
アベル 「あ？」
メメ 「なんでもないです500円です」

アベル 「いらね」

メメ 「なんでや！！２０貫入って500円やで！！安いやろうが！！」

アベル 「いなりが入ってないやん！！」

メメ 「あ」

三人 「・・・」

アテネ 「ほかにはないんですか？」

メメ 「ないです。これだけです。はい。」

アテネ 「んーまあこれだけ聞いて何も買わないってのはあれだしなにか買おうよ」

アベル 「えーだってこれいなりが入ってないし商品これしかないしいらない」

アテネ 「そうじゃなくて・・・ ごにょごにょ」

アベル 「・・・いいねそれ！」

話終わった瞬間二人はメメをみてニヤニヤしている

メメ 「え？なんや？」

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