アベアテ RPG風のお話

アベルが持っている笛 ページ7

アテネ 「そろそろレベル上げはいいかな・・・アベル?休憩にしな・・・あれ？」

いつの間にかアベルがいなくなっていた

アテネ 「あれ？アベル―！」



ネッ・・・けてっ




アテネ えっ！？どこにいるの！？




・・・ろっ・・・息がッ




アテネ 「え！？・・・！アベル!?何してるの!?」



アベルがなぜかスライムに取り囲まれていた


アテネ (レベル６０がなんで雑魚のスライムに負けてんのよ！？)



アベル 「息ができにゃいっ・・・はやくっ・・・！」

アテネ 「わかった！待ってて！！・・・えいっ！！」


アベル 「えっ！？ぎゃああああああ！！！！」




キラーンッ





アテネ 「あっ…飛ばし過ぎた・・・ん？」


数十分後

アテネ 「アベルー！！どこー！？」

アベル 「ここでーす・・・」

アテネ 「いたいた！大丈夫だった！？」

アベル 「大丈夫じゃないよ!!俺じゃなかったら４んでたよ！！」

アテネ 「ごめんごめん！強くしすぎちゃって・・・」

アベル 「まったくもう・・！ってあれ！？笛がない!!」

アテネ 「ああ、笛ってこれのこと？」

アテネはパーカーのポケットから古い紐につながれたドラゴンみたいな頭の形をした笛を取り出した

アベル 「！それそれ！ありがとう！」

アテネ 「それ、大切なものなの?」

アベル 「もちろん！すっげー大事なものだからさ！！」


そういいながらアベルは笛を首にかけて服の下の隠した


〜休憩中〜

アテネ 「その笛って・・・どんな意味があるの？」

アベル 「ああこれ？・・・うん、とても大切なものでさ」
　
俺実は・・・竜騎士なんだよね！

アテネ 「自称竜騎士(笑)でしょ？」

アベル 「自称じゃないし！！ちゃんとこれでドラゴンが呼べるんだぞ！！でもなぜかわからないけど吹いても音が出なくなったんだよね・・・」

アテネ 「どこかで詰まってるんじゃないの?」

アベル 「いや？どこも詰まったとこはなかったし・・・なんでだろう」

アテネ 「・・・そうなんだ、最後にドラゴンとあったのはいつ？」

アベル 「えー？10年くらい前じゃないかな？あの事件の後から見なくなったし・・・でもいつか吹けるようにはなるよね！あ〜早く見せたいな〜俺が黒いドラゴンの背中に乗って飛ぶところ！」

アテネ 「・・・アベル、ドラゴンは」

アベル 「アテネ、朝ご飯まだだよね？帰ってから食べよっか」

アテネ 「・・・うん」

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