貴方「番外へーん」ア「パート、ツー!!」 ページ19
例えば、あそこにいる女の子は記憶力が異常に高く、
瞳の色が白い。
向こうの男の子は、髪の色を変えることができ、
おまけに足も速い。
そんな子達ばかりがここにいる。
私達を拐(さら)った奴は、コウ、と名乗った。
…本名ではないらしい。
で、そいつに従わなければ殺されてしまう。
ホント、嫌な話だよ。
はやくここから出ないとな。
計画はもう既に立ててある。
彼女の計画はこうだった。
『閉じ込められている場所は不明。
只し、ぼろぼろの家であることは確実。
なので、単純に、この家を壊す。
そして、外へと逃げ魔導書授与式があるまで、身を潜める』
そんな、簡単な内容だった。
そして、それは近いうちに行われたが、
あと少しというところでばれてしまい、計画は失敗。
そして、その日以来Aは、コウの部下から拷問を受けるようになった。
貴方「…いッ……あ"あ"……やッやめ…て……ッ……お願い…しますッ…」
部「やめてって言われてやめる馬鹿はここにいねぇーよ」
ギャハハハハハハハハ
それ以来、Aは痛みを感じにくい体になってしまった。
Aは、痛みを思い出すか、この頃と同じ痛みをあじあわない限り、痛みを感じることはない。
それほどに精神的にもヤバイ状況に立たされていたのだ。
そしてAは、また新しく脱走の計画を立てた。
ノ「ば、番//」マ「外いいいい!!」ゴ「編…」→←ユ「番」ア「外!!」貴方「へーん」ラ「だよ♪」
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作者名:夜百合 | 作成日時:2016年2月10日 22時