0.4話「いつも通りの登校」 ページ6
キヨシside
今、俺はイサムとシゲルと登校している。簡単に言えば、いつも通りだ。
空も青く、スズメが鳴く、3人で登校する朝。
何か良いことでも起きないかと思っていると、
〖♪〜 キーンコーンカーンコーン〗
学校のチャイムが鳴り響いた。
それと同時に聞きなれた声が聞こえてきた。
「遅刻遅刻〜！遅刻！遅刻！ヤバーい遅刻だ！！はわわーっ！！」
安土桃山の声だ。いつも通り遅刻遅刻と呪文の様に言っている。
すると2人が、
〔あ、安土桃山だ。〕
〔ほんとだ。〕
とつぶやく。
安土桃山の�爐海讚瓩呂發Α�3人とも慣れてしまっているので、顔の表情を1ミリも変えずに反応出来る。
「遅刻遅刻、絶対遅刻だー！あー、遅刻！完全なる遅刻！純然たる遅刻！遅刻遅刻、どちらかと言うと遅刻ーーっ！！」
今のこいつを一言で言うと
�爐Δ襪気き�
だから、俺はいつも通りのツッコミをする
〔なに叫んでんだ！ずっと！！〕
〔そして足が遅い。〕
俺の後にシゲルがすかさず言った。
その通りあいつは足が遅い。運動会になれば本人も周りも、ただの地獄だ。
(でもあいつ、馬鹿だから気にしないか…。)
俺がそんな事を思っていると、
「落ち着けくるみ、まだ全然余裕や！また転ぶで！」
温州愛媛の声だ。
全くその通りである。
しかし、安土桃山はそんな事を聞くはずがない。本人はずっと認めた事がないからな。
安土桃山が苦笑いしながら
「いやいや、そんな訳…」
�爐曚蕕吻�
聞かないし、フラグまで立てた。
「はわわっ！へブーンっ！！」
安土桃山が石につまずき、頭が地面にあたって大出血だ。
�爐曚蕕吻�
こいつはフラグ回収のプロだな(笑)
(いや、こいつが転けやすいだけか。)
〔うわーっ！転んだ！〕
イサムの声だ。
それに俺が続くように言う。
〔すぐ転んだ！〕
「いったたたたぁ〜…。てへっ♪」
どこが�爐討悗但��瓩澄�
大出血しているというのに…あいつの体どうなってるんだよ…。
そう思い、俺は言う。
〔血が凄い…。〕
そんな事を言っていると、あいつが喋り出した。
「私、安土桃山くるみ！14歳！」
大出血の中、口を動かさずに言った…。
〔急に自己紹介始まった。〕
〔前も見たな。〕
イサムとシゲルが口を揃えてこう言った。
確かに前も、これを見た。
だが、安土桃山はまた話し出した。
「実は私、悪と戦う美少女魔法少女恐竜天使戦士プリマエンジェルなの！」
0.5話「いつも通りの登校？」→←3話「鈴木君とくるみちゃんと高橋君とみずきちゃんとみかんちゃんとわかばちゃんとつばめちゃん！」
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やゆり(プロフ) - 苗木さん» 観覧、コメントありがとうございます！確かにみかんちゃんはウチでしたね、指摘ありがとうございます！訂正しておきますm(*_ _)m そろそろまた更新する予定なので今後ともよろしくお願いします！！ (2019年10月11日 23時) (
レス) id: 71fe60554b (このIDを非表示/違反報告)
苗木 - とても面白かったです! 続きは気長に待ってます(*´・ω-)b。 一ヶ所だけ気になったのですが、みかんの一人称は確か「ウチ」だった気がします。間違ってたらすみません(-人-;) (2019年10月5日 21時) (レス) id: 08dcfb47a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆり | 作成日時：2019年8月20日 16時
