85話 ページ35
片づけが時間かかって打ち上げに遅れてしまった。
A「ごめんごめん。遅れちゃった。黒月君達もありがとね。うちの子連れてきてくれて」
黒月「まぁバンだから一人二人ぐらい余裕はあったからな。お疲れさん。何飲む?」
A「車だからウーロン茶でいいわ。」
「久しぶりに祭さんの飲みっぷり見たいんで良ければ運転するよ?」
A「潰れる酒は飲まない主義でね。そんなことしたらお酒に無粋だからね」
志季「間違っても入れ替えるなよ。Aがこう言ったらウーロンハイ半分でも潰れるからな」
と志季の視線は金原君に行く。
金原「あ、あの時は本当に・・・・」
A「まぁまぁ。お酒はまた今度ね?今は楽しく食べなって」
と焼けた肉を金原君の皿と志季の皿に入れる。
しかしまぁ・・・終わったと思うと一気に力が抜ける。
体がだるい・・・・
隼人「A?どうしたの?ぼんやりして・・・」
A「ん?なんでもないよ。隼人のお使い内容何にしようかなって考えていただけ」
隼人は少し苦く笑う。
長門「なぁ、それってコミュ力の塊で外食が苦手ではない隼人には罰ゲームになんなくね?」
A「そんなことないよ。例えばショートケーキの材料って言われたって何買えばいいか分からないだろう?それに、隼人は魚介が得意わけじゃないからこっちでお店の指定をしたらいいかなって。あ、もちろんレシートは見るからね?」
夜「しょ、ショートケーキぐらいは・・・・」
隼人「・・・?クリームはいいけどスポンジ?んん?スポンジって食器洗いの?」
全員が黙った。
私も長門もそこまで料理ができないとは思わなかった。
長門「A、隼人に食料のお使いはいくらなんでも高度すぎる」
A「・・・今度からは買い物にも極力連れて行くようにしよう・・・・・」
隼人「え?違うの?」
A「ケーキのふわふわした部分あるじゃない。パン生地みたいな。あれがスポンジっていうの」
なるほど・・・と納得された。
A「お使いは怖いから家事手伝ってもらお。丁度明日休みだし。」
長門「絶対にそのほうがいい。」
ですよねぇ・・・・
129人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
太陽と月(プロフ) - いいなぁ〜最後にまさかの!しきの口調が可愛いのとかっこいいのが混ざってるのがほんとリアルで最高です! (2019年9月3日 19時) (レス) id: 5e98f23515 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2017年9月25日 22時