70話 ページ20
隼人「あのさ、最後に一つ聞いてもいいかな?そして絶対にこたえてほしい」
A「いいよ。ここまで来たら腹を括るよ」
隼人「なんでAは僕たちに嘘ついているの?」
なんだバレていたんだ。
A「嘘の内容によるね。」
隼人「じゃあ質問を変えるね。なんで、僕たちがAの家から離れにくいように嘘を吐いたの?鍵をかけなくなったり掃除が少し適当になったり」
とずらずらと並べられる悪くなった点。
長門は驚いた表情をしていた。
長門「なんでそんなことわかるんだよ」
隼人「部屋の隅の誇りが増えてきたのがここ最近だってことぐらいわかるよ。あと、Aのダメっぷりを話すと必ず驚かれる。というか、僕たち拾ったときだって鍵を自分でしめていたし。」
A「君たちについていたストーカー対策だよ。君達がやけに郵便物や宅配便に敏感に反応するからそれに関する何かがあると思ったんだよ。私の家に来て一日二日で何かに怯えるのはおかしいと思ったの。可能性として一番高かったのがストーカーって話」
隼人も驚いた表情をした。
隼人「その一日二日でよくわかるね」
A「人の顔色に敏感なだけだよ。あんたたちいい子ちゃんだからね。絶対に言わないだろうし。」
翼「良い子ちゃん・・・・・」
吹きそうになっている奥井君を長門はにらみつけた。
A「あとは、女性マネージャーがつくことで浮かびがちな悪いうわさを立たないようにするためだね。」
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太陽と月(プロフ) - いいなぁ〜最後にまさかの!しきの口調が可愛いのとかっこいいのが混ざってるのがほんとリアルで最高です! (2019年9月3日 19時) (レス) id: 5e98f23515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2017年9月25日 22時