【スタマイ】実は今猫を飼っていて (ページ7)

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少し日にちを置いて集合を掛けられて集まるとそこにはタマの姿があった。

大谷「久しぶりに見たと思えば・・・・どういうことかな？」

タマ「さてね。主役がまだ来てないから何も言えないな」

とカウンターで紙飛行機を作っている。

全員が集まって数分後に別の男が出てくる。

１人反応したように見えた。

「おい・・・どういうつもりだ？丸山」

また少しざわつく。

しかし、男の視線はタマに注がれている。

タマ「えー？心当たりあるくせにぃ・・・・」

と作った紙飛行機を手に片目を瞑って狙いを定めているようだ。

「遊んでいるつもりなら帰るぞ？」

その言葉と同時にタマは紙飛行機を飛ばす。

タマ「別に帰ってもいいよ？まぁ帰りたいって思うならだけど」

トンと男の胸に飛行機が当たり落ちる。

タマ「プレゼントフォーユー」

とにこりと笑う表情に男は頬を染める。

しかしすぐに我に返った男は紙飛行機を広げると目を見開いてタマを見る。

タマ「どうしたのー？遊びなら帰るんでしょ？どーぞ。プレゼントも受け取ったし帰っていいよ」

男はすたすたとタマに近づいて胸倉を掴もうとしたがタマは身軽にそれをかわす。

「お前・・・どこでこれを」

タマ「何処でって言われても口の軽い男なんてその辺にゴロゴロしてると思うけど」

とタマは男の手をからめとって見せる。

タマ「お前だってそれの一人に過ぎなかったって話だね」

その言葉で男はその場で崩れ落ちる。

「お前・・・丸山ってのも偽名なんだろ？」

タマ「もちろん」

「何者なんだろうな。こんなことしてるといつか刺されるぞ」

タマ「何者でもないよ。本当に薄っぺらい人間だからこういうことも平気でできる。別に生きたいからこういうことをしているわけでもないからね。ただただ流れたらここだったって話だ」

と笑う。