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中野「乾」

乾「こ、今度はなんだ」

中野「公安舐めたらだめだよ?」

と中野はノートパソコン二台を立ち上げる。

トークアプリらしいが見たことがない。

泉「それは?」

中野「俺が暇つぶしで作ったトークアプリ。俺とこっそり二人の携帯にも入れたんだけどバレた見たいでね」

リアルタイムで凄い勢いで文句と罵詈雑言のコメントが二台のパソコンに流れている。

荒木田「画面内が凄いことになってるな・・・・」

中野「こう見ると二人は本当にそっくりな兄妹だよね。容姿は似てるけど性格もそっくりでヤバい・・・・的確な悪口言われて心が折れそう・・・・」

返信がないことに苛ついたのか細かくねちねちと悪口を書いている。

中野「極秘で情報くれたらいいのにどうしてそういうことに使うかなぁ・・・・」

タマの方から画像が上がった。

中野「ん?」

中野はじっと見ているとタマから『アイツ、おっさんからナンパ受けてて笑うんですけど』と表情が容易に想像できる文章を送られる。

そして、逆に直治からも画像を送られて『人の事を爆笑しながら撮っている無礼者が居るからちょっと擦り付けてくる』と送られてきた。

「中野。二人の調子は?」

と男が入ってきた。

中野「あぁ。課長。仲良くナンパ男の擦り付け合いをしていますよ」

と平然と応対していくなかで何人か驚いた顔をした。

大谷「ま、マスター・・・・・?」

東二「どうも。いつもご利用ありがとうございます。っと中野。何か入ったか?」

中野「タマちゃんも直治も手を焼いているみたいですね。直治の護衛もあるから離れるに離れられないんでしょうね」

東二「なるほど。よし、じゃあ中野。お前が行け。それの監視は僕がやる」

中野「了解」

と中野が出て行く。

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名無し - 面白いストーリーでした。次のお話も待ってます。 (2019年4月8日 15時) (レス) id: da9fdee598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://  
作成日時:2019年4月4日 23時

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