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タマ「ふあっ・・・昼間から呼び出さないでよねー」

大谷「そんな事言っても連絡入れたらいつでも来てくれるから呼んじゃうよ」

タマ「呼ばれてこっちに何もなかったら行くだろ普通」

そういうと大谷は少し驚いた顔をした。

タマ「何その顔」

大谷「ちょっと驚いただけ。てっきりすっぽかすのが普通とか言われるかと思ってたから」

タマ「なんだそれ」

泉「あ、あの」

タマ「なーに?」

泉は少し考えるようにしてから口を開く。

泉「タマさんはこちらの味方なんですか?」

タマ「こちらって君達スタンドの事?」

泉「はい」

タマ「んー・・・考えたことないな。だって、君達傷ついてもうちの飼い主が首突っ込まないなら私は干渉をしない。敵でもなければ味方でもない」

そう言いながら大谷の座っているソファのひじ掛けに腰を掛ける。

大谷「そこ、座るところじゃないと思うけど」

タマ「ふーん。じゃあ向こうの椅子に座った方が『良い』のかい?」

大谷「人が悪いね。分かっていたなら言ってくれればいいのに」

タマはするりと大谷の横に座って大谷の顔を引き寄せる。

タマ「こんだけ濃いクマを作られればそれなりに調べるさ。倒れられて困るのは私だからね。プロに頼んで隠してもらったんだ?」

大谷はまた驚いた顔をする。

タマ「警察やマトリに護衛を依頼しているけど私生活まで手は届かない。いいよ。一番近くで守ってあげる」

先程の声色と違い何よりも優しい声に大谷は苦く笑う。

大谷「一番近くで守るって言うと?」

タマ「なーに。美人秘書爆誕ってね。詳しくは帰ったら説明するよ。今は少しでも寝てもっと顔色良くしな?」

大谷を強引に膝に乗せて撫でるとすぐに寝落ちた。

タマは持ってきていた上着を大谷にかける。

青山「一番近くで見ていてそうなるまで放置したのか」

タマ「馬鹿か。私達は必要とされない異常は基本不可侵っていう条件だ。お互い遊んで歩いているんだから当たり前だろう。しくじって互いに不利益をこうじる条件はしないしさせない」

先程の優しさなんてひとかけらもない声色だ。

タマ「それでもお前らの抜けている部分はカバーしてやったんだ。感謝されるいわれはあるが文句を言われるようなことはしていないね」

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名無し - 面白いストーリーでした。次のお話も待ってます。 (2019年4月8日 15時) (レス) id: da9fdee598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://  
作成日時:2019年4月4日 23時

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