15戦目 ページ15
どうにか全員分終わる。
しかし。
A「重い・・・・・」
始「すまない。今どかせる」
A「良いですよ。好きなだけそうしていればいいです。今日の私の仕事はこの子達のチェックですからね。こんなに近くにいるなら都合がいい」
「艦長、なんで心獣にモテるんですか?」
A「知りませんが月野さん曰く、補給艦クラスの適合者は万能型らしいですよ。自分と同クラスの心獣であれば仮適合ができるそうです」
「つまりは、第一位の麒麟の適合ができる艦長はほぼ全部と仮適合ができるということですか?」
A「えぇ。明らかな敵意さえなければ攻撃されることもほぼありません」
「仮適合することってほぼないですよね」
とケラケラと笑う。
A「そうだと良いですね」
と、笑うとチャボ君とレグ君から何かが落ちてきた。
A「リング・・・・?」
慌ててそのリングをキャッチして二羽を追いかける。
A「気持ちはありがたいけど仮適合って適合より多少能力が落ちてしまうから辛い目に合うことになるから。君達が辛い目に合うとわかっていてこれらを受け取るわけにはいかないな」
二羽ともしょぼくれたような表情をする。
A「大丈夫だよ。私にはりんちゃんがいるから。君達と君達の適合者、その仲間たちさえ無事に帰ってきてくれれば私にとってはとても心強いよ」
壱流「かっこいい・・・」
壱星「うん・・・・」
A「ありがとう」
「艦長!急遽護衛任務が入りました」
A「分かった。りんちゃん」
壱流「な、なぁ。手伝うか?」
壱星「一人は危険・・・だよね?」
私はクスリと笑う。
A「ありがとう。でも大丈夫。不安に思うなら君達にこれを預けていくかな」
と久我兄弟の壱流の方に帽子を、壱星の方にはマントを渡す。
「艦長!」
A「いい。新人時代を思い出すいい機会だ」
と髪を束ね上げる。
A「りんちゃん。駆逐でいこう」
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脱ニート 改(プロフ) - 続きを...どうか続きを! (2020年1月16日 23時) (レス) id: 7c3587721d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2017年8月19日 23時