青葉城西のツンデレ会長【第三章】 (ページ6)

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105話ページ6

桐島「美玲、一緒に回ろ！」

『うん』

浅山「え〜俺も。つか松川と回ってろよ〜」

桐島「松川は及川たちと回んの。浅山こそ友達と回ってくれば」

浅山「あいにく俺は友達居ないんで〜」

その格好でよく友達居ないとか言えたな。チャラ男認定されてるくせに

『まぁいいじゃん優香。私3人で文化祭楽しみたい』

桐島「……美玲が言うなら」

まぁ嫌いじゃないしこいつ。ウザイけど。

及川「美玲ちゃーん！」

うわっ来たよ

『帰れ』

及川「嫌だ！」←

即答……ガキか←

桐島「なんの用？あんたは岩泉とでも遊んでてよ」

及川「そうしたいのは山々なんだけど、あいにく今の岩ちゃんは機嫌が悪くてね。マッキーとまっつんに任せてきた！」

浅山「クズだな」

クズだな←

『原因絶対及川』

及川「漢字ばっか！」←

桐島「で、なんの用？」

及川「よく聞いてくれたね桐島ちゃん！今度の文化祭、俺たちと一緒に行かない？」

弥生/桐島/浅山「『却下』」

あ、揃った

及川「なんで！？てかこんな時だけ仲良いのなんなの！」

浅山「お前は岩泉たちと回んだろ。俺らは3人で満喫するから、お前らはバレー部水入らずで楽しんでこいよー」

『生徒会の仕事もある。途中で別行動になるなら最初から3人で動く』

桐島「単純にお前が嫌いだ」←

及川「幼馴染2人はまともな事言ってるのに桐島ちゃんのは私怨！？俺も嫌いだけど！」

ならいいじゃん。

浅山「ほら、愛しの岩ちゃんが来たぞー」

岩泉「クッソ及川ァ！！！スマホいじったのてめぇだろ！！」

やべぇ激おこじゃん

及川「ホーム画俺の顔がそんなに嫌！？気に入ってくれると思ったのに！」

桐島「何やってんだよ……」

岩泉「キメェんだよっ！女子から勘違いされたじゃねえか！」

花巻「及川、腹決めてくれ」

松川「つか俺ら関係なくね」

『ご愁傷様。岩泉、存分にやっていいよ』

及川「ちょ、待って待って！美玲ちゃんは俺の味方じゃ！？」

『んなこと一言も言ってない』

花巻「あ、美玲〜図書室行こーぜ」

『誘うならもっとマシなとこを選びなさいよ』

松川「桐島、放課後新しい店開拓しない？」

桐島「お、いいね。行こ行こ」

デートだ！！

浅山「うわぁーバカップルかよ。看板落ちてきて潰れねえかな」←

桐島「安心しろ、絶対無い。独り身のお前は寂しく1人で帰れ」

浅山「ザーンネン！俺には美玲がいますぅ」

意地っ張りかよ