103話 ページ4
及川「美玲ちゃーん！」
岩泉「お前も毎回気持ちわりいな」
浅山「激しく同意」
桐島「変態」
わお辛辣。でも俺はめげないよっ☆
美玲ちゃんが振り向いてくれるまで俺は追いかけるからね！(変態)
岩泉「で、その美玲はどこ行ったんだ？」
桐島「……さあ」
浅山「便所じゃね？」
及川「浅山お下品っ！お手洗いって言わなきゃ」
浅山「黙れ便所以下」
及川「泣くよ！？」
桐島「いや、あながち間違ってないと思うけど」
桐島ちゃんまで！？助けてやった恩は！？岩ちゃんだけが頼みの綱……
岩泉「お前ら、それはさすがに…………」
及川「ほら、岩ちゃんだって「最っ高だな！」ええ！？」
岩ちゃんの裏切り者！
岩泉「だってお前性格悪いし、決勝だって負け顔見に行ってたじゃねえか」
だってどっちも気に入らないんだもん！結局牛若ちゃん、そんなに悔しがってなかったから完全に無駄足だったけど！飛雄もこれが当然ですーみたいな顔しやがって！
及川「あぁもう思い出すだけでむしゃくしゃする！」
『なら水でも浴びてこい』
及川「美玲ちゃん！」
女神の降臨だ……！←
桐島「ペットかよ。美玲は飼い主か」
浅山「ご主人様のお帰りだぞーお座りでもしろよ」
及川「俺人間！美玲ちゃんになら飼われてもいいけども！」←
『……キモ』
なんで！？←
岩泉「用事でもあったのか？急にいなくなって」
『あー……』
珍しく言い淀む美玲ちゃん。言いたくないことなのかな……？
『牛島と電話してた。今度勉強教えて欲しいって』
及川「はあああ！！？！牛若野郎と！？電話！？しかも勉強って！」
浅山「キーキーうるせえな、ペットの次は猿か」
岩泉「違いねぇ」
ふーんだ！美玲ちゃんのことだと俺には味方ができるからね！
桐島「美玲、行かないよね？」
『え、行くけど』
即答かよ！
及川「なんで他校の生徒に頼む訳！？つか白鳥沢って頭良いじゃん！」
『うるさい。牛島はスポ薦だからそこまででもない』
なんで知ってるのかはもう聞くまい。何故か美玲ちゃんは白鳥沢の連中と仲良いらしいから。俺は認めないけどね！
ピーンポーンパーンポーン♪
《生徒会の生徒は放課後、生徒会室に集まってください。繰り返します》
桐島「？なんだろ」
浅山「あー」
『あれか』
あれって……？
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2020年8月29日 20時
