三話 木更津 徹也side ページ3
【所詮ただの道具】
この言葉が何度も頭の中で響き渡る
あの日、理事長の本音を聞いてしまった
信じていた人に裏切られるのが、どれだけ悲しい事か
今、誰かに会ったら大変だな…
早く、怒りを静めなきゃ…
部屋の中でうずくまって
静かに静まるのを待つ。
何の物音もしない部屋にｺﾝｺﾝとノックの音が鳴る
「…どうぞ」
いつもより低い声で言う
ｷｨｨと音をたててドアが開く
ドアの向こうには
「お兄ちゃん…？」
彼の名は木更津(きさらず)一也(いちや)
僕の大好きな弟である。
「あぁ一也、どうかしたかい？」
さっきまでの事は無かったかのように話し出す
ただ、やはりいつもの爽やか笑顔では無かった
一也も少し怯えながらも話し出す
「えと、あのね…お姉ちゃんが呼んでた…」
一也は言い終われば気が抜けて肩の力を抜く
徹也も笑顔が崩れていたのに気づき
「…そっか…分かった。一也は自分の部屋に戻って支度してね」
その時はいつもの笑顔が戻っていた。
だが、本心の笑顔ではなく作り笑いであるのは確か
「うん！！」
まぁ、そんな事は一也に分かるはずもない
一也の隣を抜けて廊下を歩き出す
「あ、会長…ッ！」
あの笑顔は弟の前だけ
他人の前では
ただただ怒りに満ちた顔だった
だが、その顔もまた笑顔に戻す
「あ、徹くん」
彼女も信頼している仲間だから
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葵(プロフ) - 美坂るぅさん» 了解です。小説件申し訳ありません (2017年6月10日 8時) (
レス) id: e9b4757ba5 (このIDを非表示/違反報告)
美坂るぅ(プロフ) - 突然ですが、この企画を脱退させていただくことにします。理由としては、自分のキャラの無断使用とキャラ崩壊がつらいからです。申し訳ないのですが、鬼童の出番は消して、適当に書き直してください。もう限界です。 (2017年4月24日 20時) (レス) id: a41f8e5530 (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@腐った奴はぶっ潰す(プロフ) - 終わりました!! (2017年4月24日 17時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@腐った奴はぶっ潰す(プロフ) - 更新します!! (2017年4月24日 16時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
柊沢花月(プロフ) - 完了しましたー (2017年4月23日 20時) (レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)
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