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すみません!

前回の最後の台詞、原作を見ないで書いてしまって...間違っていたので修正しました!

名乗りはわざと省いています。

本当に申し訳ありません......





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「会津中将御預り、新選組...

詮議の為、宿内を改める! 手向かいすれば、容赦なく斬り捨てる!」


凛と響くこの声は...新選組局長の近藤だ。


「何事だ!?」


「この場所が何故わかったのだ!」


ふふ、皆騒いでる。


階下では、別の浪士達の戦闘が始まったみたいだ。


何人かはもう死んだなぁ...長州の人。


ふわり、と、室内だから脱いでた羽織を肩にかける。


丁度その時、階段のすぐ下で声がした。


「お先にっ」


「あ! きったねぇ!」


これは...沖田総司、藤堂平助、かな。


...当然、階段のすぐ上にいた僕を見つける。


「...何、君。長州の関係者?」


『ふふ。さぁね?』


ま、少なくとも僕には戦う理由がない。


だからさ、通ってもらっても構わないんだ。


「どっちなのかはっきりして欲しいんだけど。斬られたくなかったら、そこ、退きなよ」


...まぁ、そう簡単にはいかないよね。


『いいよ、通ってもらって』


「......」


胡散臭そうに僕のことを見た彼だけど、僕の後ろに...逃げようとしてる浪士を見つけたみたい。


「...ちっ」


小さく舌打ちをして、僕の横を駆けていく。


『行ってらっしゃーい...なんて』


からかうみたいに小さく手を振ってると、今度は藤堂平助が上ってきた。


「あれ...男の子? どうしてこんな所にいるんだよ? 刀、持ってるけど...」


『......僕は二十歳過ぎてるよ』


「えぇっ!? う、嘘だろっ!?」


『本当。それより、お仲間さんは追いかけなくていいの?』


「あ、やべっ」


必要以上に驚いてた彼は、僕の横を通り抜ける時に、思い出したように言う。


「ごめんな? あと、分かってるだろうけど、早く逃げた方がいいぜ!」


『ふふ...うん、気遣いありがと』


なんだ、ちょろい。





*********


柚子雨です。

ようやく新選組がちゃんと出せました!

まずは総司と平助ですね。平助ごめんなさい。

次回は他の三人も出したいな、と思いつつ。

にしても全然進まない...千鶴ちゃんは次回ですね。

それにBL要素がない!

階段ですれ違っただけですよ!

...精進します。

捌→←陸


ラッキーキャラクター

藤堂平助


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作者名:柚子雨 | 作成日時:2018年6月17日 10時

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