My Teenage Queen (ページ4)

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０４Donghae回想ページ4

それからしばらくして席替えが行われた。

俺とAは席が離れてしまい、話す機会も段々と減っていたのだ。

少し寂しいな•••

カフェで定期テストの勉強をしながらそんなことを思っていると、俺の携帯電話に一通のメールが入った。

「だれだろう？」

送り主はAだった。

『ドンへって焼肉すきなの？』

素直に驚いた。

内容の唐突さにも驚いたが、それだけじゃない。

まさか、まさか君からメールが届くなんて思ってもいなかった。

冷静に考えれば何でいきなりこんな事聞くんだ？って思ったかもしれない。

でも、そんなことすら思えなかったのだ。

ただ嬉しかった。

以前ぽろっと焼肉に行きたいと言ったことを覚えてたくれたからではない。

Aとまた話せる。

それが何よりも嬉しく感じた。

その一心で返信していたんだ。

恋愛は駆け引きが大事とか言うけど、あの時はそんなこと考えもしなかった。

俺はすぐに返信した。

『好きだよ！どうしたの急に。笑』

返事は数分しないうちに返ってきた。

『急に焼肉食べたくなった。笑』

俺の手はもう自然と携帯に触れていた。

『一緒に行く？』

気づいたら君を誘っていたんだ。

女の子と滅多に遊びに行かないし、自分から誘ったりもしない。

俺にとっては珍しいことずくめの一日だった。