叶わぬ恋の対処法。 (ページ4)

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4　あなたは…!? ページ4

「『遅刻してすみません！！』」

「相変わらずだね～w」
「おっせーw」
「3日連続だぞ～」

クラスメイトがはやしたてる。

『だーって、和基が遅いんだもん！』

和基「お前だって遅いし！」

先生「ハイハイ、もう座りなさい。源田先生も驚いてるでしょう?」

『先生…?』

先生「教育実習で5ヵ月の間クラスに入ってくださる先生の紹介の途中だったの。いいから、座りなさい」

『はーい』

席に着くと、教育実習生が挨拶を始めた。

「源田壮亮です、よろしくお願いします…」

壮亮………?

『そうすけ兄…?』

椅子を立って言うと、

源田「A…!?」

そう言って驚いた顔をした。

久しぶりにそうすけ兄を見た。

『やっぱり！私ずっと、そうすけ兄のこと好k「あ、今から先生なんで…」

はぁ…………?

私にとっては、好きな人なんだよ。

なんて言ったら公開告白だ。

『分かりました…よろしくお願いします、先生。』

教育実習の先生と生徒って…あまりにも酷すぎる。

和基「なぁ、知り合いなのかよ…?」

隣の席の和基が私に聞く。

でも、会えたことが嬉しくて何も考えられなかった。まるであの日みたいに。

先生と生徒?でも、これからは毎日…

“源田先生”と一緒に居れるんだよね…!