主人公の個性3 ページ15
byA
緑谷「Aちゃんの個性、いいの?話して?」
『流石に自分で自分の首を絞めるような
何処ぞの頭の悪い馬鹿じゃないよ?』
緑谷「うぐっ。」
『・・・ちょっとした “ 弱点 ” とも言える部分を
話すだけ。』
そう言うと三人は、少し不満とも言える顔をした。
そんな顔をしてもダメで〜す。←
『私の個性は、確かに混合を除けば
ただの “ コピー能力 ” でしかない。
だけど、少し違うのは、ソックリそのまま
メリットもデメリットも写し取る事だ。』
轟「?どう言う事だ?」
『例えば
ショーちゃんとは、少し違う【炎を操る力】
を持つ人がいるとする。
その人のメリットは、力の底が無くいくらでも
強力な炎を無限に出し続けられる、とする。
逆にデメリットは、その強力な力を使う度に
自分自身の寿命を削る、とする。
じゃあ
私がその、【炎を操る力】をコピーすれば?』
緑谷「!っま、まさか⁉」
『私も“自分自身の寿命を削る事になる”
( “学園アリス” で棗君のアリスが
そうであるように私もそうなってしまう訳だ。)』
その言葉で三人は、見事に固まって顔を真っ青に
して口を金魚のようにパクパクとして
言葉を出そうとしていた。
あら、珍しい光景だな。←
そんな中で爆豪君が言葉を出した。
爆豪「テメェは・・・死ぬんか?」
『・・・そうだね。
私がその力を使えば、死ぬ可能性があると
言い切れるよ。
だけど私は、まだ死ぬつもりなんてない。
その為に“混合”があるんだよ。』
爆豪「あ?」
『能力同士の混合で、デメリットを打ち消す。』
轟「そんな事が、出来るのか?」
『出来るからやってるの‼
だから“死ぬかもしれない”力はデメリットを
消す為に混合を使って身体を維持している。
まあ、自 殺 願望なんてないから
滅多にそう言う類の力は、使わないようにしてる。
さて、私の個性を言えるのは、此処までだね。
・・・お願いだから、そんな顔しないでよ。』
私は、話を終えて三人の顔を見ると
一人は、涙を堪えて泣き顔を必死に耐えていた。
一人は、歯をくいしばって何処か悔しそう。
一人は、顔を歪めて悲しそうで寂しそうだ。
嗚呼・・・とても、優しい人達だな。
きっと、この表情や感情は
誰かに作られたモノや想像されたモノじゃない。
彼等の本当の姿だ。
本当なら、オタク魂がくすぐられる筈だけど。←
なんでか、私も・・・辛くなるな。
『大丈夫、死なないから。』
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アニメズ(プロフ) - ありがとうございます!チョコミントは美味しくいただきました! (2021年9月5日 12時) (レス) id: 73eb64204d (このIDを非表示/違反報告)
チョコミルク チョコミント味 2号(プロフ) - 夢主ちゃんへ贈り物をします。私の名前のチョコミントをどうぞお食べください。この小説めっちゃ面白いです! by.チョコミルク 味←チョコミントは消えました。 (2021年8月26日 18時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
アニメズ(プロフ) - あ、そうでしたね!教えて下さってありがとうございます! (2019年2月14日 12時) (レス) id: dab309a375 (このIDを非表示/違反報告)
千燈篭 - メカクシティアクターズの能力は、止めるじゃなくて合わせるだと思いますよ〜!違ったらごめんなさい。 (2019年2月13日 23時) (レス) id: 2e83ca2d99 (このIDを非表示/違反報告)
りょうさぎ - Winの方がいいと思います!とても面白いしすきです! (2019年2月11日 18時) (レス) id: 0d183375a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アニメズ | 作者ホームページ:みんなの心が私達のホムペだ!!
作成日時:2018年9月6日 22時