第41話 ※捏造注意 ページ42
選手控え室にて
バンがアスカやオタレンジャーに引っ張りだこになっている間、一同も様々な話をしていた。
ヒロ「オタレンジャー…!かっこいいですね!」
ラン「外国にもあんな人って居るんだ…」
目を輝かせるヒロと相反して、引いた様子のラン。
ランの隣でも、ジェシカが頰を引き攣らせている。
A「私は結構好きだよ?」
ジェシカ「えっ、Aそういう趣味あるの?」
意外、と言いたげにジェシカが問えば、Aは首を傾けた。
A「特撮系は得意かな?でも、あんまりマニアックなのは見ないよ」
そう言ってAは軽く笑う。
A「乗り物系は結構好き。戦艦とか、戦闘機とか」
ジン「…」
一瞬ジンの肩が揺れたのは、全員見なかったことにした。
ユウヤ「ヒロ君はセンシマンが好きだよね」
確認、というか、ほぼわかりきったようにユウヤが問う。
ヒロ「はい!センシマンだけじゃないですけど、やっぱりセンシマンは格別です!」
熱く語り始めそうな勢いで、ヒロはそう答えた。
語り始めたら面倒なのか、ヒヤヒヤしているランとジェシカを他所に、アスカが立ち上がる。
アスカ「センシマン!知ってるのか?」
ヒロ「え、ええ、知ってますよ。大好きです!」
____センシマンに大好きと言えるなら、その勢いでAに告白すれば良いのに。
なんてランが思っていると、Aが明らかに気まずそうにした。
別にランの気持ちを読んだ訳ではない、アスカが始めたセンシマンの話題に、気まずさを感じている様である。
アスカ「ウチの弟が好きなんだよなー!Aが教えたんだけど」
バン「え?Aが?」
本当に居辛そうに、Aは膝の上で拳を握り締めた。
ヒロ「Aさんセンシマン好きだったんですか!?」
A「あっ、いやぁ、その…」
ぽたり、と汗が流れ落ちる。
アスカ「当たり前だろ!何てったってAにとってセンシマンはな____」
A「アスカ!!」
アスカが語り出してしまいそうなのを、Aは思い切り制した。
がたっ、と音を立てて立ち上がるオマケ付きだ、引かれたんじゃないかと心配になる。
だが、それどころじゃなく____何が何でも話題を止める必要があった。
A「話があるんだけど、ちょっと良い?」
アスカ「お、おう。勿論だぜ!」
Aはふらふらと外へ歩いて行く。
アスカもそれに続いて歩き出した。
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みー - 2話目で読むのを諦めたんご(´^ω^`)ブフォwww (2021年8月4日 14時) (レス) id: 15862b0694 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー - 頑張ってくださいー (2017年4月3日 17時) (レス) id: ca4399799d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はい! (2016年6月19日 18時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美城(プロフ) - 個人的に禁書もダンボール戦機も好きなので俺得作品です!更新頑張ってください!(≧∇≦) (2016年6月19日 18時) (レス) id: 57dd72d581 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヒロってけっこうぬけてる?かな?でもそこが面白くて好きです^^*更新頑張って! (2016年4月27日 22時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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