第34話 ページ35
郷田「行くぞ！」
仙道「いちいち指示するんじゃねぇ！」
言い争いながらも、息ピッタリの連携で、ハカイオーとナイトメアは、メルトを挟み撃ちにした。
そしてメルトに向かって突っ込んできた二体を、メルトは軽く避け、二体がぶつかる様に促す。
だが昨年のアキハバラキングダムでジンに同じ目に遭わされた二人は、なんとかぎりぎりでブレーキを掛け、ハカイオーは避けたメルトに切り掛かった。
メルトはジャンプして、それをひらりとかわす。
A「…へぇ、そこらの人よりはやるんだね」
郷田「それはこっちの台詞だ！やるじゃねぇか！」
避けられた所為で崩れた体制をハカイオーが整える間、ナイトメアが攻撃を仕掛けた。
ナイトメアズソウルが、メルトの脇腹を狙い、横に振り回される。
だがメルトは再度高く跳び、なんとナイトメアズソウルの柄の近くに乗っかった。
仙道「なっ…！？」
そのままメルトは流れる様な仕草で、ごく自然かのように、ナイトメアの頭に踵落としをする。
あまりに速すぎて回避が出来なかったナイトメアの、ライフポイントが三分の一程削られた。
郷田「ストライダーフレームの力技でこんなに減るものなのか…！？」
A「まぁ、ちょっとした錘を」
よく見ればメルトの足には、小さなナイフが装着されている。
あんなもの市販のウエポンにあったかと仙道が再度それを見直せば、それはよく知る日常的な文房具の一つだった。
仙道「カッターナイフの刃を踵として使っているのか…！」
仙道の答えに、Aはにこりと嬉しそうに微笑む。
A「正解！オリジナリティがあっていいでしょう？」
Aがそう告げる頃には、メルトはナイトメアに向かって第二撃を繰り出していた。
郷田「何をしていようと、俺のハカイオーがぶった斬るだけだ！」
仙道への攻撃を遮るように、ハカイオーがメルトに斬り掛かる。
ハカイオーの絶・破岩刃の刃は、両面チェーンソーになっている、ナイトメアズソウルの様に乗ることは出来ない。
絶・破岩刃がメルトの細い胴に触れたかと思いきや、 なんとメルトは間一髪で側転をし、ハカイオーの攻撃を避けた。
そしてそのままハカイオーに向かってビームを撃ち込む。
ハカイオーの肩が少し溶け崩れ、左腕が使えなくなってしまった。
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みー - 2話目で読むのを諦めたんご(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww (2021年8月4日 14時) (
レス) id: 15862b0694 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー - 頑張ってくださいー (2017年4月3日 17時) (レス) id: ca4399799d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はい！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美城(プロフ) - 個人的に禁書もダンボール戦機も好きなので俺得作品です！更新頑張ってください！（≧∇≦） (2016年6月19日 18時) (レス) id: 57dd72d581 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヒロってけっこうぬけてる？かな？でもそこが面白くて好きです^^*更新頑張って！ (2016年4月27日 22時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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