第3話 (※ゲームネタ注意) ページ4
少女が立ち去った後、バン達は急いで地下に向かった。
地下に入って先ず目に入ったのが、部屋の中心で倒れている少年だ。
少年の茶髪のふさふさな髪の頭には大きなゴーグルが付いている。
服装は水色と白の長袖シャツで、傍には赤いマフラーが落ちていた。
バン達はその人物に心当たりが無きにしも非ずだが、とにかく少年に関しては口を噤んでおき、黙って救急車を呼んだ。
少年のLBXの操作技術は、兎に角高い。
山野博士やオタクロスをも楽々超越する程だ、まぁ誰とははっきり言わないが。
その彼を倒したとなれば、先程の白髪の少女の操作技術は、更に高い事になる。
一同はごくり、と息を呑んだ。
ヒロ「あぁっ！バンさんあれ！！」
ヒロがバンの袖を引っ張り、壁を指差す。
そこには、見たことも無いような形の大きな穴が開いていた。
穴を覗けばそれは深く、どこまでも続いているようだ。
溶けたような、割れたような、形容し難いその様子に、再度息を呑む。
ジン「あの少女が、さっきの光線でやったのか…？」
察しが早いジンがそう呟けば、ヒロはハッとして少女を思い浮かべた。
___一体、あの子は何者なんだ。
そうヒロは顎に手を当て、考える仕草をとる。
バン「…あの子の事は、後で検討しよう。それより今は暴走を止めるぞ」
バンが指示を出せば、それに従って一同は動き出した。
ヒロも一拍遅れて、司令コンピューターに向かって歩き出す。
こうして一時的に、事態の収拾は着いたのだった。
…
場面は変わり路地裏にて。
「面倒な人達と会っちゃったなー」
少女は「んーっ」と伸びをして、そう呟く。
話すのが遅くなってしまったが、彼女の名は明日葉A。
メルトダウナーと言う能力を持った、半端ないLBX好きの少女だ。
A「これからどうしよ、まだ昼だし」
やること無いな、と正面から目を逸らす。
結局テロの首謀者も居なかったし、1人少年が居ただけ。
まぁ少年を倒したお陰で何とかなったみたいだが、あの子は何だったんだろう、見覚えがある様な。
そもそもあのセンスの悪いチョーカーはなんだ、『ガーディアン』とか言ってたし、目が死んでたから、マインドコントロールの類かもしれない。
なんて考え事をしていると、どん、とAに何かがぶつかった。
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みー - 2話目で読むのを諦めたんご(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww (2021年8月4日 14時) (
レス) id: 15862b0694 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー - 頑張ってくださいー (2017年4月3日 17時) (レス) id: ca4399799d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はい！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美城(プロフ) - 個人的に禁書もダンボール戦機も好きなので俺得作品です！更新頑張ってください！（≧∇≦） (2016年6月19日 18時) (レス) id: 57dd72d581 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヒロってけっこうぬけてる？かな？でもそこが面白くて好きです^^*更新頑張って！ (2016年4月27日 22時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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