第2話 ページ3
一同は、司令コンピューターのあるデパートの広場に到着した。
ヒロ「バンさん、此処なんですね」
「司令コンピューターある建物は」とヒロが言うと、バンは「ああ」と頷く。
バン「とにかく先へ進もう！…っ！？」
走り出そうとした所で、数体のLBXが目の前に降り立った。
どうやらそれは敵のようだ、こうしている間にも敵は、次から次へと奥から現れてくる。
ユウヤ「なんて数だ…！」
ラン「やるっきゃない！！」
各々がLBXを繰り出して、現れたLBXを薙ぎはらう。
しかしその数は一向に減らず、増える一方だった。
バン「くそっ…キリがない！」
バンがそう歯を噛み締めた時。
突如、バン達の目の前に一筋の光が通った。
その光はビームの様に鉄を斬り、目の前のLBXをあっという間に溶かしていく。
ハッとして光が来た方向に目を向ければ、そこには1人の白髪の少女が立っていた。
「…」
デパートの二階、手摺に腰掛けていた少女は軽い動きで下に降り立つと、無言で一同を眺めている。
ヒロ「あなたは一体…それに、今のは…？」
ヒロの質問を、少女は質問で返す。
「貴方達こそ何者？いきなり現れて」
ジェシカ「私達はLBXの暴走を止める為にNICSから来たの。貴方は____」
「NICS？」と明らかに腹を立てたような声で、少女は聞き返した。
眉を顰め、冷やかな眼差しを向けてくる。
「へぇ、そう。NICSね」
ジン「君の名前は？君は何故此処に？」
ジンがそう聞くも、少女は自分の事について語る気は無いらしい。
「NICSに名乗る名前も、語る理由も何もないよ」
そう一言言って少女は、出口に向かって歩き出す。
だが途中で止まると、踵を返して一同を見た。
「そうそう、地下に居た____首にセンス悪いチョーカー着けた人、バトルで倒したら気絶しちゃったから、後よろしくね」
スレイブプレイヤーを指しているのだと気付いた一同は、顔を見合わせる。
バン「わかった、任せてくれ。でも帰る前に、君の話を聴かせてもらえないかな」
「お断りします。それじゃ失礼」
少女はぽいっ、とバンにスレイブプレイヤーのチョーカーを投げつけると、そのまま立ち去って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みー - 2話目で読むのを諦めたんご(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww (2021年8月4日 14時) (
レス) id: 15862b0694 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー - 頑張ってくださいー (2017年4月3日 17時) (レス) id: ca4399799d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はい！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美城(プロフ) - 個人的に禁書もダンボール戦機も好きなので俺得作品です！更新頑張ってください！（≧∇≦） (2016年6月19日 18時) (レス) id: 57dd72d581 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヒロってけっこうぬけてる？かな？でもそこが面白くて好きです^^*更新頑張って！ (2016年4月27日 22時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
