第12話 ページ13
A「うん、大抵のことは理解したよ」
コブラからディテクターやら戦いやらに関する説明を受けたAは、こくりと頷く。
コブラ「じゃあ改めて聞くな。A、この戦いに参加してくれないか？」
Aは迷って、うーんと考え込んだ。
A「テロと戦う、LBXや世界の為…まぁ、悪くない話なんだけど…寧ろこう言うのは好きだし…でも、一回バン達に言ったけど、私には物を壊す力しか無いんだよね」
コブラ「壊す？」
Aの言葉を、コブラが聞き返す。
ヒロ「確かに聞きました、一体どう言う意味が？それに、今朝の光線も…」
A「あれはメルトが撃ったレーザーだよ」
「使ってすぐ仕舞ったけど」と言ったAに、一同は納得の表情を浮かべた。
バン「…じゃあ壊す力って？」
A「まぁ…色々だよ。LBXバトルも、全部」
感慨深げな表情のA。
コブラは少し考えてから、提案をする。
コブラ「壊せば良いじゃねぇか。敵を」
ラン「そんな大雑把な…」
Aはきょとん、としてから、ぷっ、と吹き出して笑みを浮かべた。
A「ああ、まぁそうなんだけど…NICSってのがまた引っかかるなぁ」
Aは面倒くさそうに頭を掻く。
ジェシカ「今朝から思ってたけど、NICSに何か嫌な思い入れでも有るの？」
父親が長官を務める組織が嫌われてるのかと思うと心配なのか、ジェシカは心配げな表情で聞いてきた。
A「…研究機関って響きが苦手でね。昔色々あったもんだから」
ジェシカの気持ちを察したAは申し訳なさそうに苦笑う。
ユウヤ「その気持ち、わからなくもないかも…」
そう呟いたユウヤにジンも感慨深げな表情を浮かべた。
A「____わかった、じゃあ一先ずこの戦いに参加させて貰うよ。何かあったら、それはその時考える！」
ラン「やったー！女子が増える！」
同性が増えて嬉しいのか、ランとジェシカは手をあわせて喜ぶ。
ヒロ「よろしくお願いします、Aさん！」
A「うん、よろしくね、少年」
「ヒロですってば…」とヒロは項垂れる。
バン「…A、ちょっと外で話良いか？」
バンは暫く考えていたが、そう言ってAの肩を叩いた。
A「うん、いいよ」
Aはそう言って、バンの元へ歩き出す。
A「少年、君の名前に関してはまた後で」
そうウィンクして、Aはバンと部屋を後にした。
ラン「…ヒロ？どしたの？」
ヒロ「いや、今ちょっと…」
なんだかドキッとしたような___
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みー - 2話目で読むのを諦めたんご(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww (2021年8月4日 14時) (
レス) id: 15862b0694 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー - 頑張ってくださいー (2017年4月3日 17時) (レス) id: ca4399799d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はい！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美城(プロフ) - 個人的に禁書もダンボール戦機も好きなので俺得作品です！更新頑張ってください！（≧∇≦） (2016年6月19日 18時) (レス) id: 57dd72d581 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヒロってけっこうぬけてる？かな？でもそこが面白くて好きです^^*更新頑張って！ (2016年4月27日 22時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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