取り敢えず逃げよ。【五条悟】

13話 ページ16

突然現れた夢愛とか言う女は、所謂愛されヒロイン()。

本名は姫城(ひめしろ)夢愛。

ショッキングピンクの髪の毛をラビットツインテール。勿論毛先は巻いてある。所々に白のメッシュあり。

制服は改造しまくり。
そんなので動けんの？ってくらいのロリータファッション。スカートにはフリルがわんさか着いてるし、腰には大きなリボンが着いている。
足元はミディアムヒールの編み上げブーツ。言うてハイヒールとも区別が付け難い。

あと五条悟に並ぶ強さらしい。

とまぁ、ここまでヤバい要素モリモリな夢主を見た事があっただろうか。

さて、前述した通り彼女は愛されヒロイン()。
でも()が付いていると言う事は？

そう、姫城は愛され(てると思ってる頭のおかしな)ヒロイン()だ。
自分の事は名前で呼ぶし、乙骨憂太は憂太くん、狗巻棘は棘くんと名前で呼んでいる。パンダはパンダくんだった。

で、禪院真希。

実はこの姫城夢愛、女の子は自分しか要らない！とか言う原作キャラまで嫌ってく系夢女。
無視は当たり前、当たりもキツい。

「呪力も無い役立たずがなんで高専(ココ)にいるのぉ？出・て・け♡」
「...」
「あっ、ゆぅたくん！助けてよぉ、真希ちゃんが夢愛を無視するのぉ...」

一同絶句。
基本的には心優しい乙骨憂太もこれには苦笑い。
因みに、馬鹿でかい胸を腕に押し付けながらのセリフである。内股上目遣い猫撫で声。やべー。

「...と、言うのが私こと練奏恵が数日間姫城夢愛を観察して分かった事です。だからもしかしたらお母さんも酷い目に遭わされるんじゃ無いかと思っていたんです。そしたらまぁテンプレ通りにやらかしてくれたんで潰しました。以上です。」
「...」

今私の目の前に倒れてるのは見るも無惨な姫城夢愛。
何時でもキラキラ()光っていた()ピンクと紫のヘテロクロミアは白目を剥き、髪の毛はチリチリに焦げている。
辛うじて息はある。筈。

と言うのも、姫城夢愛がこんな事になってるのも理由がちゃんとあるのだ。

それは、私達が呪術高専に来てから大体2週間が経った頃の事───

ーーー

昨日更新出来なくてすみません！
なにせ日本海側住みなので雪かきに追われてました。
暫く忙しくなるので投稿ペースが落ちるかも知れませんが気長に待っていて下さると嬉しいです！

最後に、リクエストを募集します。

と言うのも、本編がそろそろ完結しそうなので...
このキャラとの絡みが見たい！とかで良いので、よろしくお願いします。

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