【魔入間】A組のプリン(セ)ス【男主】

2.見初めたアノ子に夢中？ ページ3

教室に入るとエイコちゃんと目があって、ヒラヒラって手を振るけどもう視線は机。


手帳を見てニヤニヤしてたから後ろから覗くとイルマと会長の写真が貼ってあった。


...またイルマ！つまんないの！


『ね、エイコちゃんイルマ好き？』


エイコ「え"っいやまぁ好きだけどそういう好きではなくてえっとなんて言ったらいいか分かんないんだけどっていうか私がイルマくんを知ったのは


長くなりそうだから遮って聞いてみる。


エイコ「そこでね、アスモデウスくんが大きな火の玉をグワって『イルマだけじゃなくてさ』...ん？」


『俺には興味持ってくんないの？』


後ろからのしかかってエイコちゃんにバックハグ状態で問いかける。


エイコ「はひぃ...」


真っ赤になって目を回しちゃって、やっぱり女の子って可愛い。


会話できる状態じゃなくなっちゃったからエイコちゃんから離れる。


今日は誰のとなりで遊ぼっかな。









エイコ(魔法薬学で薬品が飛び散った時に前に出て守ってくれたあの日から、ずっと見てるんだけどね...)


エイコは咄嗟に隠したAの写真をいとおしそうに撫でる。


エイコ(今日はココくんの隣だけど、いつか、お隣に、誘える、の、かしら...!?)


彼女は今日も三人の間で揺れている。

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