第10戦 バカにしないでね? ページ11
「よし、こんなもんでいいかの。・・・次は学力テストじゃ。
夜兎工じゃったんだし・・・1年の問題からでいいかの。」
ハタは言いながら手元の問題用紙をあさる。
「あのー。夜兎工の生徒がみんなバカだと思わないでくれます?」
Aは問題用紙を探すハタをとめる。
「・・・バカにするようならその気持ち悪いの、引きちぎりますよ?^^
アタシは別にそこにある3年の問題でもいいんですけど?★★」
そう言いながらハタの触覚に手を伸ばす。
ハタはその手から逃れるように身を頑張って反らした。
「や、引きちぎるのはよしてくれ・・・いや、よしてください・・・。」
Aは笑顔で渋々手を戻す。
「よ、よし。じゃあとりあえずこの3年の問題からやってみるかの。」
ハタは問題用紙を「はい」とAの前に差し出し、
「じゃあ終わったら言ってね。」と言い、
机の上の書類に目を通すふりをしながら絵描きに取りかかった。
「はーい^^」
―――5分後
Aはカリカリと音を立てて書いていたシャーペンを机に置き、
「ふぃに〜っしゅ^^」と笑顔で言った。
「えっ、早っ!結構な量あったはずじゃが・・・。」
ハタはブツブツ言いながらAの解答用紙と答案用紙を交互に見る。
「・・・えっ?ぜぜ、全問正解じゃ・・・。」
驚くハタに、Aは「とーぜんっ!」と
超ドヤ顔で言い、続けて
「で?アタシはドコのクラスに行けばいいの?」と聞く。
「よ、よし。とりあえず3年Z組じゃ。」
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霧月 美柑(プロフ) - そうなんですねww朱雀って可愛いですもんね!wいえいえ!さっき更新したの知って嬉しすぎて布団の中で悶えてしまいました!母からの目が冷たかったです…笑笑 (2016年10月21日 7時) (レス) id: 063fb754ef (このIDを非表示/違反報告)
ぎん(プロフ) - 霧月 美柑さん» ぶりっ子ですねwwとりあえず名前を使いたかっただけの模様・・wいやもう本当にありがとうございます…!私もまた停止しないように頑張ります…!!!! (2016年10月21日 0時) (レス) id: 64950a10cd (このIDを非表示/違反報告)
霧月 美柑(プロフ) - まあ、そうかもですwカッコイイですよね!この作品内ではぶりっ子だけど笑笑そうなんですね!続編もすぐ読み終わっちゃって、、はやく続きみたいです! (2016年10月20日 19時) (レス) id: 063fb754ef (このIDを非表示/違反報告)
ぎん(プロフ) - 霧月 美柑さん» 私の書いてるこれ、今見ると本当に王道の王道を通っているので似てる人結構いるかもですねww朱雀ってかっこいい名前ですよね!数年前、ある本に出てきた朱雀ってキャラが好きでそこから持ってきてますたぶんww (2016年10月20日 18時) (レス) id: 93086fc0c9 (このIDを非表示/違反報告)
霧月 美柑(プロフ) - そういえばこの話わたしが今アナログで書いてる話と似てます笑笑朱雀ってでてくるしw (2016年10月20日 17時) (レス) id: 063fb754ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぎん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/souitakata/
作成日時:2012年4月3日 15時