団長、そろそろ通報していいですか？

27話 ページ29

神威side



やりすぎたとは思ってる。


ただ、危機感を持って欲しかっただけなのに、本気で襲おうとする必要はなかった。







...普段もそうだったのかな。



”セクハラは愛情表現”


なんてただの逃げで、本当は言葉にしたくない、


いや、できないだけだった。




｢護るものなんていらない｣

いざできてしまえば作りたくなくなった。



｢女なんか必要ない｣

本気で惚れてしまったらこれ以上近づきたくなくなった。



失うのが怖かったから。




｢A｣という存在に、近づけば近づくほど遠く離れて言ってしまう気がして、


時折見せるあの儚げな、今にも消えてしまいそうな表情が、あの人に似てる気がして、






護りたいけど、

｢団長｣と｢部下｣、それ以上の関係は持ちたくなかった。



結局行動だけが先走って、距離だけが縮まって、
セクハラを繰り返す日々。




それでもAは拒絶しなかったから、

俺はそこに甘えたんだろう。





(俺ってこんなに弱かったっけ？)



これじゃあ、あの鳳仙の旦那と大して変わらない。



＿＿＿今度はちゃんと伝えよう。



そう決意して俺はAの部屋に向かった。




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最近更新遅くなっててすみません。
なるべくはやく更新するので見捨てないでください。



そして、

30000hit超えましたァァァ！

ありがとうございます！


評価もただいま80票ちょっと入ってまして、もう少しで殿堂入りしそうです！

もう何とお礼をいったらいいか........！！


こんな作品を見て頂いて、評価して頂いて、ありがとうございます。

これからも頑張りますので末永く宜しくお願いします！

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