23話 ページ25
手を引かれ、着いた場所は団長の部屋。
電気も付けずに中に入って行きベットの上に乱暴に投げ出された。
本能ってヤツなのかな?
頭の中で警告音が鳴り響いてる。
「もう一回聞くけど、何で抵抗しなかったの?」
私に馬乗りになりながら団長は聞いた。
『…第七師団を、危険な目に合わせたくなかったか
ら........』
何を考えてるかわからない目で見つめられ、
次に感じたのは唇の柔らかい感触だった。
離れては合わせられ、また離れては合わせられ、
それがキスだと気付くのに何十秒かかっただろう。
苦しいのと恥ずかしいのとで体が熱い。
息を吸おうと口を少し開けたらぬるりと生暖かいものが入ってきて、初めての感覚に頭が混乱する。
『ん....ふぁ、.....』
でも、不思議なことに嫌じゃなかった。
いつものセクハラの延長戦だから?
キスが上手いから?
多分、そんな理由じゃない。
唇が離れ、銀色の糸が切れた頃、気付けば下着だけの姿になっていた。
”襲われる”本気でそう思った。
そこで初めて感じた少しの恐怖。
それでも嫌じゃないと、
むしろ期待さえしてしまった私は変なのだろうか。
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もへじ(プロフ) - 遺蟲響さん» え、私人殺しになっちゃったんですか。どうしてくれるんですか (2021年4月1日 14時) (レス) id: cd58d01fb4 (このIDを非表示/違反報告)
遺蟲響 - 尊すぎて死にました。どうしてくれるんですか (2021年3月30日 9時) (レス) id: 14356a84aa (このIDを非表示/違反報告)
uardybm1tcracbx(プロフ) - ぴえん〜うわぁ (2020年7月28日 23時) (レス) id: e253de0859 (このIDを非表示/違反報告)
uardybm1tcracbx(プロフ) - 胸キュンがエグいわ…w 『〜が俺の事嫌いになっても、俺はずっと〜を護るから』って破壊力やばいって!! (2020年7月20日 19時) (レス) id: e253de0859 (このIDを非表示/違反報告)
uardybm1tcracbx(プロフ) - miuだよ〜!ニックネーム変わったけど気にしないでっ!魚おぉぉぉっ!!!本当に、泣かせに来てるよねwwマジ、最初っから涙腺崩壊wやばいねー感動ものだよっ!!シリアス大変だけどw頑張ってねー!地獄の底まで応援してるよっ!!!! (2020年7月20日 19時) (レス) id: e253de0859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もへじ | 作成日時:2020年5月11日 6時