ミッドナイト・サン【Snow Man】-5 (ページ9)

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深澤side

寝起きのAのために彼女の好きな甘めのココアを入れてやる
照とよく一緒に飲んでるから一回照のを味見させてもらったんだけどびっくりするぐらいに甘かったんだよね
それが美味しいんだよ！って力説されたけど

深澤「はい、ココア。ちょっと熱いかもしれないから気をつけて飲んでね」
渡辺「ほら、カップ持てる？」
『ん、ありがとぉ』

ちょっと語尾が間伸びしているのが幼い頃を彷彿とさせる
小さい頃はあんまり話さなかったからか舌ったらずでねぇ
このまま話してたら１日終わっちゃうから省略するけども

翔太のとなりに座ってAの頭を撫でる
小さい頃は俺にべったりだったのにね
今じゃ翔太ばっかで俺寂しいわ

深澤「うん、さっぱりした顔してるね。みんなが帰ってくる前にシャワー入っちゃう？今なら翔太と2人で入れるけど」
渡辺「よし、行こう」
『しょったくんへんたいさんやぁ』
渡辺「夫なんだから良いだろ」

俺に飲み終わったAのマグカップを渡して翔太はさっさと2階へと上がっていく
残された俺とAはぽかーん

深澤「なべが積極的だ…」
『おいてかれた』
深澤「あ、え！？ちょ、泣かないでよ！？なべぇぇぇぇぇ！！！」

寝起きのAちゃんは特に寂しがりやさんなんですよ
慌てて降りてきた翔太に抱き上げられてそのまま風呂へ直行
その頃には泣き止んでたけどこの後のために俺は2階に上がって一応ヘッドホンをしてゲームでもしようかな