QuizKnock兄弟の姫 (ページ31)

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風邪（主人公ver）ページ31

拓朗side

『ごめん、風邪ひいた(ｺﾞﾎｺﾞﾎ』
拓朗「！？姉さん、はよ布団！寝といてや！」

姉さんが風邪を引いたらしい
姉さんは何年かに一度こうやって重めの風邪を引く

『かんにん。ご飯とかは…』
拓朗「俺が作るから！他の兄弟にも言っておくし！」

あの人は止めておかないと無理をするからさっさと布団に入らせる

拓朗「今日ぐらいゆっくりしといて。家事は俺たちでやるし」
『んー…』
拓朗「症状は？」
『頭痛と、吐き気と、寒気？あと、ちょっとふらふらする』

症状を聞いて風邪薬を持ってくる
このタイプは基本薬を飲んで一日寝ていれば治るのが姉である

拓朗「薬持ってきたけど飲める？」
『んー』

んー、とか言っているが全然飲めていない
というかまず起きれていない
姉さんの背中に手を回して俺の方に寄りかからせる感じで上体を起こさせる
そして薬を含ませ水を飲ませてやる

『んー、おおきに〜』

少し熱があるからか関西弁が多め
平熱の高い姉さんは少しでも熱を出すと38度を超える
背中に手を回しただけで熱い

拓朗「しばらく寝といてや？昼ぐらいになったらお粥かなんか持ってくるし」
『んー』

そのまんまコテンと俺にもたれかかって寝てしまった
そのまま布団に入れ布団をかけて部屋を出る

拓朗「あ、拳兄さん。姉さんが風邪引いたんやけど」
拳「あ、今年に来たか〜薬飲ませた？」
拓朗「一応。ぎりぎり飲めたって感じやけど」

今が9時
今日は土曜日だから兄弟全員家にいる

拓司「姉さんに危機を感じた！」

うわっ
やばいの来た

拳「風邪引いたんだって」
拓司「姉さん！」

姉さんの部屋へ行こうとすると拓司兄さんを羽交い締めにして止める
俺の力では鍛えている兄さんを止めるのは一苦労である

拓哉「どうしたー？」
小学生「？？？？」
駿貴「風邪だって？」

なんだかんだで兄弟集合
事情を説明するとなぜか小学生組が泣きそう
弟たちのためにも早く治ってあげてね、姉さん