伝説の戦士と銀色の戦士

ファイターの正体！衝撃の超変身１ ページ20

ミュージカルの練習

アカネ「星野くんだけもう一度！！」

星野「また俺？今度は何がダメなんだよ」

アカネ「全部よ！」


家

星野「くっそ！！！！」

　『星野、うるさい。』

星野「だってよ！！！！」

　『あれは、星野が悪い。私でも絶対にやり直させる。』

星野「何がダメなんだよ！！！教えてくれよ！！」

　『教えるのは簡単。でも、教えたところで、星野は成長するの？』

星野「それは………」

　『教えても成長できないなら、教える必要ない。』

星野「くそっ！！！」 バンッ！！

夜天「……A、厳しくない？」

大気「もう少し、優しくしてあげても良かったのでは？」

　『………星野には少し強く言うことも必要だよ。それに、明日テストだし、私勉強したいし。』

夜天「はぁ。Aは言葉足らずだよね。」


カリカリカリ カリカリカリ(テスト中)

星野「くッ……うっ……」

　(星野、うるさい。ホントに静かにできないの)

星野「ちっくしょーーーーー！！！！！！！」

　『うっさい！！！いい加減にしろ！！！！』

大気/夜天「「(呆れ)」」




放課後

　『ほんとにうっさいんだから！！』

夜天「まぁまぁ。少し落ち着いて。」

　『夜天と大気が甘やかすからだよ！ちゃんと怒んないと！！』

大気「甘やかしてるつもりはないんですけどね」

星野「全く他人事だと思ってよ〜。友達甲斐のない連中だぜ全く。」

うさぎ「あんたも追試みたいねテスト(笑)」

星野「そんなんじゃねえよ！」

夜天「星野はね、ミュージカルの稽古に煮詰まっててイラついてるんだよねぇ」

　『それで、追試ってバカなんじゃないの。』

星野「お前は本当に！！！なんで毎回突っかかってくるかなぁ！！？」

　『星野がバカなのが悪いのよ！！！』

まこと「ど、どうしてあの二人は………」

亜美「ケンカをしているの……？」

大気「いつものことですよ(苦笑)」

美奈子「ミュージカル！？」

うさぎ「ほぅ、ミュージカル！ってすごいの？」

美奈子「そりゃあもう！！ 歌って！！踊って！お芝居までしなくちゃいけないのよ！
　 もう、英語の単語と年表と方程式いっぺんに覚えるようなものよ！ すごい！神技だわ！」

星野「別に大したことじゃねえよ。覚えるだけなら」

　『ほら、見て。今日のテスト。真っ白でしょ。』

うさぎ「あ〜…お勉強の方は覚えられないみたいね〜…」

美奈子「１６点って……」

星野「お、お前ら！それ俺の答案……！」

２→←７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す