宇髄天元の兄であるO.R.E！！が忍を目指す話【鬼滅の刃】【NARUTO】【男主】

宇髄兄はヘタレ 捌 ページ11

カカシside
オレは今日、演習場に来ていた。




ここからは火影の顔岩と夕日が綺麗に見える。




だからこの場所がオレは好きだ。




しばらく夢中になって体術の練習をしていた。




今日ここに来た目的を忘れるところだったな.......




忍術を練習しに来たのに、随分の間体術に明け暮れていたな.......急がなくては。




そう思い近くの木へ向かって術を放った。




木はかなり揺らいだ。オレも少しは上達できたカナ？




その瞬間、木の上から苦無と千本が凄いスピードで飛んできた。




余りに急なことだったので上手く反応出来なかったが、飛んできたのはほんの数本だったので何とか防げた......ケド.......









誰だ？敵？




しばらく木の上の様子を伺っていたが、苦無を投げた奴は姿を現さない。




試しに声をかけてみようと思い、少しの殺気を込めてこう言った。




「誰だ？人の練習中に武器を投げる無粋な輩は.......」




しばらく経つと、ひらりと一人の男が下りてきた。




年は余り変わらなそうだ。




一つ違うのは、









其奴は、思わず息を呑むような美しさだったということ────

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