【ヒロアカ】腐男子君のご都合個性 (ページ1)

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しがちゃんと俺１ページ1

俺の名前は薔薇百合A。

人生初の疑問は「赤ちゃんはどこからくるの？」だ。

他の子が「コウノトリさんが運んでくるのよ」と教えられている中、俺だけは姉にこう教えられた。

「赤ちゃんはイケメンとイケメンが(勿論夜の方の)営みをして産まれたのよ。」と教えられた。

昔はイケメンも夜の営みも意味を知らなかった俺は信じ込み、小学校六年生の保健体育で大恥をかいた。

まあ中学生で腐男子に目覚めたのだが。

姉と兄の洗脳のような言葉によってな。

俺がそのことを明かしたのはかつきんぐとしがちゃんだけだ。

しがちゃんは俺より歳上。

二人ともイケメンなんだよ畜生。

自分で言うのもあれだが、俺は顔がいい。

兄貴もイケメン。姉貴は口さえ開かなければ美女。

そう考えると俺っていろいろ恵まれてるな。

はあ、もうすぐ高校生かぁ。

うわ、実感湧かない。

.....姉貴出掛けてるし、兄貴仕事だし、暇だな.....

ピンポーン

チャイム？誰？

『はーい、宗教の勧誘は間に合ってまー.....す？』

「宗教の勧誘じゃねえよ。今頃暇だと思って遊びに来た。」

『しがちゃん！？』