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33. ページ34

放課後







授業が終わってから結構たってるのに







来ない!!!!!





何かあったのかしら…
もう少し待ってた方がいいのかも…?




ガララッ






「?!な、なんで…」






やっと来た!と思い顔をあげると






「昨日ぶり、さとちゃん」






そこにいたのは、駿君だった。






「駿君がなんでここに」





「昨日いきなり帰っちゃったから」






「それはっ………ごめん」





どうしよう、目を見て話せない
絶対オネェだってことは、ばれてる






「と、ところで駿君はなんでここに?」







「ちとちゃんに聞きたいことがあって」






「……。」






「さとちゃんは、なんで昨日遊園地、来てくれたの…」







「なんでって…」






なんで?そんなの決まってる
駿君と休日でも一緒にいたくて、話したかったから






「お、俺は!さとちゃんと一緒にいたいって思って!もっとさとちゃんについて知りたいと思ったから!」







駿君の顔は夕焼けでか、照れているのか、赤くなっていた






「っ…」






「さとちゃんは…?」







そんな赤い顔が、うつむいて震えている






「それって、どういうこと?期待していいの?」








「き、期待…?」






ここからは…わたしが言いたい





「俺は…いや、
私は!一緒にいたくて、話したくて、知りたくて、
駿君が…好きだから!」





「だから!遊園地に行ったの!」






もう、オネェを隠しても遅い
素の私を好きになってもらうんだ







「さとちゃん///、お、俺も!…さとちゃんが好きだよ」






「こんな話し方でもいいの?」





「そんなの関係無いよ、全部含めてすきなんだから」






ギュ





「えっ、さとt」






「名前で呼んで、あんまり好きじゃないけど、駿君に呼ばれるなら…」







「っ///」







「た…たけし///…さん」








「ふっ、ダサイわねぇやっぱり」






「俺の名前も呼んで」






「駿くん」






「違う!」






「は、恥ずかしいからまた今度」






「ずるーいっ」




なんか夢みたいだ
あの、いつも見ていた駿君が目の前で顔をあかくしている…






ボソッ「可愛いよ、駿」





「カァッー////」




「ふふっ」






「///ふいうち禁止だぁー!」

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作者名:夜紗 | 作成日時:2017年6月18日 21時

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