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１つ忘れていたことがある。
今はこの遊園地で一番怖いといわれるジェットコースター前
あれ？速いだっけ？……どっちでもいいか
私、さとちゃんは忘れていました。
自分が絶叫系に乗れないことを
どうしましょう、駿君とのデート？が楽しみ過ぎて……
でも！悩んでても仕方ないわよ！！
「？さとちゃん、どうしたのさ、ボッーとして」
「あっ、いやなんでもないよ、ところで何て？」
「ん？ジェットコースター楽しみだね！って！」
キュン
もうだめ、心臓が持たない、
いつもあまり喋らないようにしてたから、
いざ喋るとなると……
「そ、そうだね」
あっという間に座っていますよ。
あー、もうどんどん景色が上がってく
駄目だって！なんでこんなあがんのよ！
「えっ？」
心の中で文句を言っていると、
手になにか違和感を感じた。
そっと見ると私の手の上に駿君の手が
「なんか、さとちゃん顔青かったから、もしかして…苦手？(笑)」
「えっ///いや、そんなことはぁぁぁぁぁあああ！！！！」
「いやっふぅぅぅぅぅぅぅ！！！」
多分、駿君は私を心配して手を繋いでくれた。
期待しちゃ駄目だってわかってるのに
期待しちゃうのよ…
『あれ？さとちゃん、絶叫苦手だったっけぇ？ww』
「っ……この！」
「あーやっぱり苦手だったんですねw」
「はぁ…寿命縮まった」
色んな意味で
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作者名：夜紗 | 作成日時：2017年6月18日 21時
