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その日は奏の家に遊びに来ていた
「A、俺ちょっと買い物してくるから」
『俺もいこうか?』
「すぐそこだしいいよ」
やっぱり奏の家広いなぁ
そんなことをぼけーっとしながら考えていると奏が帰ってきた
ガチャ
『あっ、奏おかえりー』
「!」
『え?何、そんな目開いて』
「あ、いや、おかえりって言われるの久々だったから………ただいま」
『久々?』
「あぁ、そっか、ねぇA俺の昔の話聞いてくれる?」
『うん』
それから、奏の昔のはなしを聞いた
「で、一番近くで支えてくれたのが駿だったんだ」
「どんなに俺が話さなくても、いつも話しかけてくれて」
いや、こんなこと思っちゃ行けないんだろうけど、
駿の話し多くね?!
いや、うん、自分が馬鹿だってのは知ってたんだけどここまでとは、
「………嫉妬してくれないの?」
『え…?』
「ニヤッ」
『なっ///』
「やっぱAは可愛いなぁ」
『うっ///………あっ、そうだ』
「?」
『それ、奏が悲しい時にやる癖、』
「え」
『まぁ俺には何もできないかもだけど、はい』
そういって俺は両手をのばして、奏に抱きついた
『駿に言われなかった?悲しいときは泣いていいんだよ?我慢しなくていいよ』
______「泣いていいんだよ?」
「っ…………ギュ」
その日奏は泣いて泣きつかれたのか、寝てしまった
『大好きだよ奏、おやすみ』
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作者名:夜紗 | 作成日時:2017年6月18日 21時