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「お帰りなさいませ」
「うん、」
俺のお手伝いさんの男がコートや鞄を慣れた手付きで俺から剥いでいく、
クローゼットには服が溢れ、靴も磨かれたのが何足も箱に入っている、
欲しいものが全て詰まった自分の部屋で“ゆうや“のことを思い出した。金の髪、白い肌、痩せた体、今まで見たどんな女よりも記憶に残ったのはあの独特な声だ、変声期を過ぎているであろう年なのに声が高く、行為の最中は普通に話しているよりも高く淫らに鳴いた
「ねぇ、調べてほしいことがあるんだけど」
使いの男を呼んで“ゆうや“について調べるよう頼む
一瞬怪訝な顔をされたが写真を見て驚いたようしつつに部屋を後にした
「そういや、俺、結婚相手居んのに遊んでていーのかな」
まだ、相手にも会ったことはないが俺は一人を大切にしたい、浮気とか親父みたいにはなりたくない...
貴久と慶一郎は母親が違う義理の兄弟、父親の愛人が生んだのが貴久だった為最初は離れの部屋に隠れるように住んでいた
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紅星 - 瑠花さん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけるととても嬉しいです!これからもよろしくお願いします (2018年5月9日 23時) (レス) id: 57d66f43d6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - 素敵なお話です。続きが気になって仕方ないです。更新楽しみにしています。 (2018年4月26日 22時) (レス) id: a6a8dda85b (このIDを非表示/違反報告)
紅星 - 黒蓮さん» おー、あざまっす、見に行くわ、んでコメント残しとくねー暇だったら← (2018年3月27日 22時) (レス) id: 57d66f43d6 (このIDを非表示/違反報告)
黒蓮 - 見に来たー。 “ゆうや”総受け…ご馳走さまですw 創作意欲湧いた…! 良ければ僕の作品<インキュバス、審神者。>にもコメしに来てねぇ。 (2018年3月26日 15時) (レス) id: 76b9cd0c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅星 | 作成日時:2018年2月16日 23時