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「ゆうやを返して」
「俺、勝手にするって言ったじゃん」
シゲアキは笑って言った
「ゆうやを何処に連れていった」
「«戻った»だけだよ、彼を買った絵描きのところに」
「絵描き?」
ゆうやを囲った奴、ゆうやがボロボロになった原因
「何処だよ!!その絵描きは何処に住んでる!!」
「内緒、....あ、そうだ貴久様のお父さん俺の兄貴を必要としてるらしいよ」
ーゾクッ
「知ってるんでしょ?俺の兄貴が何をしてたか」
「まさか....、狐狩り....ゆうやを売る気か!?」
「ちょっとハズレ、まぁ、答えは自分で見つけてよ」
広い、庭に向かい合った俺らの間に風か通る、
冬の訪れを告げる少し冷たい風で、俺の結婚式までのカウントダウンが止められないことを感じた。
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紅星 - 瑠花さん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけるととても嬉しいです!これからもよろしくお願いします (2018年5月9日 23時) (レス) id: 57d66f43d6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - 素敵なお話です。続きが気になって仕方ないです。更新楽しみにしています。 (2018年4月26日 22時) (レス) id: a6a8dda85b (このIDを非表示/違反報告)
紅星 - 黒蓮さん» おー、あざまっす、見に行くわ、んでコメント残しとくねー暇だったら← (2018年3月27日 22時) (レス) id: 57d66f43d6 (このIDを非表示/違反報告)
黒蓮 - 見に来たー。 “ゆうや”総受け…ご馳走さまですw 創作意欲湧いた…! 良ければ僕の作品<インキュバス、審神者。>にもコメしに来てねぇ。 (2018年3月26日 15時) (レス) id: 76b9cd0c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅星 | 作成日時:2018年2月16日 23時