あなたの照らす道３【blue】 (ページ31)

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∞100∞ ページ31

安田side

ﾏﾈ｢安田さん。｣

安｢・・・｣

ﾏﾈ｢あれ？あの、安田さんっ。｣

安｢・・・｣

倉｢ヤスー？｣

安｢へっ？なにぃ？｣

倉｢さっきからマネージャー呼んでるで。｣

安｢えっ？｣

大倉の声でハッとすると、いつの間にか隣にしょんぼり顔のマネージャーさんが。

ﾏﾈ｢僕の声聞こえませんか…？｣

安｢ごめん、考え込んでたみたいで(苦笑)｣

ﾏﾈ｢そうですか…あの、そろそろ次の現場に…｣

安｢ん、分かった。
あの、そんな落ち込まんといて(苦笑)｣

ﾏﾈ｢はい…車回してきます…｣

俺、そんな無視してたんか？

しばらくはホンマにどっかに気がいってもうてボーッとしてたから…

その原因も多分、さっきの大倉の話なんやろうけど。

安｢じゃあ、ばいばーい。｣

丸｢おつかれ～^^｣

倉｢おい、無理すんなよ。｣

安｢っ！してへんよ～^^
大倉、ありがとぉ。｣

倉｢ん、おつかれ。｣

大倉がどういう意図であの言葉をかけてくれたんかは分からへんけど、

気遣ってくれてるんやなぁ～ってのは伝わった。

年下のくせに大倉もちょいと過保護よな(笑)

俺もあいつもええおっさんやのに(笑)

俺は大倉から渡された紙袋を前後に振りながらマネージャーの待つ車に向かった。

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ﾏﾈ｢出発しますっ。｣

安｢はーい、お願いしまーす。｣

出発して早々携帯を確認してみるとAちゃんから返信が来ていた。