それは甘い甘い恋 (青) 2 (ページ5)

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カップルページ5

駅前に新しく出来たお店で昼食べることにした。

この前渋やんが女の子と行ったらしいんやけど、

渋『俺はあーゆー店がいっっちゃん嫌いや』

ってげっそりした感じで言われた笑

なんでもそのお店の目玉の…

『いらっしゃいませ、2名様ですか？』

安『はい』

『カップル様ですとお会計時に20%OFFになり…』

あー、このことか。

渋『カップルちゃう、ゆーたらなんか変な空気んなってな。面倒くさいねん。あとな、女は…』

『デザートとして、チョコレートフォンデュが食べられます(ﾆｺｯ』

「え、チョコレートフォンデュ!?(ｷﾗｷﾗ」

.

渋『女ってチョコレートフォンデュ好きやねん……』

渋やんのゆーとること当たっとるな笑

『おふたり様は…？』

安『はい、カップルです(ﾆｺｯ』

そう言った瞬間、Aちゃんが顔を見てきた。

『かしこまりました、また食後にご案内します。それではお好きな席にお座り下さい(ﾆｺｯ』

.

.

席に座ると、周りに聞こえんようにか

ちっちゃい声で、

「あの、大丈夫だったんですか？嘘ついて……」

って聞いてきた。

安『上手く誤魔化せたと思う…』

「そうじゃなくて…！カップル……って］

安『逆になにがあかんかったん？笑

Aちゃんチョコレートフォンデュ食べたそうやったし、安なるらしいし』

そう言うと、ちょっとしょぼんってなった。

安『………その反応は俺期待してもいいってこと？』

「え？」

安『んーんっ！何でもない、何食べる？』

.

ごめん、絶対言うから。

もうちょっとだけ待って…？