それは甘い甘い恋 (青) 2 (ページ25)

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ずっとページ25

空き缶を捨て

2人で手を繋いで浜辺を歩いてると、

小さな屋台が見えてきた。

なにを売っとるんかな？

私がじーっと見てると、

安『ｸｽｯ)行ってみる？』

.

.

『いらっしゃい』

その屋台には、陶器やガラス製品、雑貨など

たくさん可愛い物が売ってあって、おばあさん1人で切り盛りしてるみたいだった。

「可愛い…」

ガラスに太陽の光が当たってすごく綺麗。

「おばあさん、これいくらですか？」

『それは3000円かな』

あー、結構高いな…。

んー、、買えなくもないけど、

『お嬢ちゃんにはちょっと高いかな(ﾆｺｯ』

「そー…うですね苦笑」

『またいつでもおいで。ずっとここにいるから(ﾆｺｯ」

「はい!」

安『…じゃあ行こっか(ﾆｺｯ』

.

.

電車を乗り継いで、いつもの街に戻ってきた。

なんか、いつもとは違う感じで楽しかったな。

安『楽しんでくれた？』

「うん！すっごく！」

安『それなら良かった、はいこれ』

「？」

渡された小さな小包を開けると、

「え、これいつの間に…」

それはさっきの屋台に売ってた

ガラスで出来た亀のキーホルダー。

安『Aの見とったやつ程高くないんやけど、綺麗やなって思って。

お揃い(ﾆｺｯ』

章大の手には色違いのキーホルダー。

章大に貰った、っていうことも嬉しいけど

何よりお揃い、ってことが嬉しくて。

「ありがとうございます、先輩……」

.

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安『ふふ、敬語と先輩。これでアウト4つ(ﾆｺｯ』

「あっ…、今のはつい癖で…」

安『うん、分かってる。じゃあ……

俺のお願い聞いてくれる？』

「……私で叶えられるものなら…？」

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.

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.

安『ずっと……、側におって欲しい』

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