呼び方 ページ13
あぁ、こういう気持ちをなんて表せばいいんやろ?
ふわふわする、?
キュンってする、?
でもとにかく……、幸せ。
.
「私で…、よければ」
安『Aちゃんがいいの』
ドキッ
心臓が……。
「私……、今どんな顔してますか」
.
ソッ
そう聞くと、先輩は私の頬に手を添えて
安『口元緩んでる(ニヒッ』
いたずらっぽく笑った。
.
安『よーし!仕切りなおししよっか』
「先輩…」
安『あ、それ!』
先輩がすごい勢いで振り向いた。
「???」
安『先輩って呼び方やめへん?距離感じる』
でも先輩は先輩やし……。
「それは……、無理です」
.
そう言うと、一瞬だけいつか見た冷たい目になった。
そういやあの時は…
安『……ふーん、じゃあ帰ろっか』
きた、ブラック安田先輩登場。
こうなったら一か八か……。
.
.
「そうですね、帰りましょうか」
そう言うと、
安『えー、なんでそんなこと言うん……』
眉毛が下がって、目がウルウル、
いつもの 先輩になった。
「えっと…」
安『うん、でも帰ろか。さっき温度計見たら30℃近かったし。
夏なる前やし、体も暑さになれてへんから熱中症になってもあれやし。送るわ(ニコッ』
.
583人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちごミルク x他1人 | 作成日時:2017年5月14日 22時