本性 ページ32
「ごめん、章大…」
安『なにが？お金使わしたこと？』
「そうじゃなくて……」
安『？変なの笑
ほら帰るでー？笑』
怒ってない、のかな？
.
.
ﾊﾞﾝｯ
章大の車の助手席に座った。
安『うわっ、この短時間でお茶温なってもた！
ごめん、ちょっと買ってくるわ笑』
「うん」
そう言って章大は走って行った。
やっぱり怒ってない…。何とも思ってないの？
.
.
安『お待たせー、じゃあ行くでー』
「章大、怒ってへんの？」
安『怒る？なんで？笑』
「大倉くんと話したから、」
安『あー…笑
んー、怒ってへん。というか…』
ｸﾞｲｯ
信号待ちで車が停まった時、章大が飲み物を口に含んで、
ﾁｭｯ
「…んっ!?」
私にそのままキスをした。
と同時に、私の口の中に飲み物が入ってきた。
.
.
安『なんかもう怒り通り越したわ(ﾌｯ』
章大の乾いた笑いを最後に、私の意識は途切れた。
.
.
.
ﾊﾟﾁｯ
目が覚めると、真っ暗な部屋にいた。
ここはどこ？
しばらくすると、目が慣れてきて周りが見え始めた。
このベッド……、章大の？
ってことは章大の家？帰ってきてたんだ。
立ち上がろうとすると、
ｶﾞｼｬﾝｯ
「いたっ、………えっ」
.
.
.
手元を見ると、
ベッドと私の手が、手錠で繋がれてた。
「なに……これ、笑」
なにがどうなって……
あっ、章大は？
「章大っ」
ｶﾞﾁｬｯ
.
.
.
安『ん？どうしたん？』
章大がドアを開けて部屋に入ってきた。
「これ…章大がしたん……？」
安『うん、そうやで？』
ﾄﾞｷｯ
「なんで…」
安『なんで…？Aが…』
.
.
.
.
ﾂｳｯ
安『どこにも行かんように(ﾆｺｯ』
私の頬を撫で、そう言う章大に鳥肌が立った。
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いちごミルク(プロフ) - 春歌さん» 怖いって思ってもらえて良かったです！バッドエンドでも良かったんですけどねー…、安田くんを悪役に出来ませんでした。笑 (2017年12月1日 10時) (
レス) id: 6d7d7a26af (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - すっごい怖くてドキドキしたけど最終的ハッピーエンドでめっちゃ良かったです！ (2017年11月30日 13時) (レス) id: 99256091e7 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - とても面白くて、毎日楽しみに拝見させていただいてます！！更新頑張って下さい！ (2017年7月27日 9時) (レス) id: 210b4fd767 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - まよぱんださん» 笑ってるのに目は笑ってない…！書いてる側としては怖いって思って貰えて嬉しいです！笑 ありがとう御座います、頑張ります(o^^o) (2017年7月25日 8時) (レス) id: 6d7d7a26af (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - こあさん» もうトチ狂ってます笑 そう言って頂けて嬉しいです(o^^o) (2017年7月25日 8時) (レス) id: 6d7d7a26af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごミルク
x他1人 | 作成日時：2017年7月7日 20時
