極道の娘でも恋がしたい！ (ページ29)

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背中 -錦戸side- ページ29

錦『…終わり？』

50人すべて倒した。

組長『まじかよ笑さすが幹部なだけあるか…。
でも…』

ﾊﾟﾁﾝｯ

組長が指を鳴らすと、さっきより明らかに人数が多い…、100人ほど人が入ってきた。

……まじか。とても今からこんな人数をさばけるほど体力はない。

でもどうする。逃げれる状況じゃないし、
逃げたくないし。

組長『…殺れ』

ﾊﾞｷｯ

錦『ｸﾞｯ…』

1人の蹴りが入った。

………やばい、これ無理…

ｶﾂﾝｶﾂﾝ..

『おー、結構おるな笑』

組長『誰や』

錦『……なんでここに、』

倉『いいタイミングで来たんちゃう？』

そう言って大倉が近づいてきた。

倉『ん、立てる？』

錦『…当たり前』

ｸﾞｲｯ

大倉に手を引かれ立ち上がった。

倉『ざっと100人？てことは1人50人な』

錦『おう。……背中任せたぞ』

倉『…もちろん(ﾆﾔｯ』

錦『行くぞ』

倉『っし！』

大倉なら安心して背中を任せられる。
1番信頼しとる。

5分ほどで全て終わった。

錦『来てくれてありがとう』

倉『いえいえ。来てよかった』

錦『よし、帰る時病院寄ろか』

倉『うん。……！亮ちゃん！危ない！！！』

錦『え、？』

ﾊﾟﾝｯ