極道の娘でも恋がしたい！ (ページ14)

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思わぬ客 -大倉side- ページ14

俺と亮ちゃんは朝からある倉庫前に来ていた。

最近やけに俺らの周りで喧嘩が多い。

錦『なぁ』

『ん？』

錦『あいつらが現れるようになったんと、Aが来たんと時期被らんか？』

……そう言われてみれば確かにそうや。

でもこいつらと何の関係が？

錦『見たとこざっと20人くらいか。どうする、行くか？』

倉『行くか』

そう言って乗り込もうとした時...

錦『は？』

倉『なんでここに？』

.

.

「吉田、おるんやろ？来たで」

Aが来た。

錦『～っ、あいつなんでこんなとこに…』

倉『なんか話しだした、ちょっと聞こ』

吉田『久しぶりやな』

「まだやる？」

吉田『…当たり前。お前を消すまでは絶対終わらん』

「それはけったいなことで。でもごめんね、私もう人に手はあげないって決めたから」

吉田『は？なに言っちゃってんすか笑』

「約束したから」

吉田『は？』

「約束は守もんなきゃ」

.

錦『約束って』

倉『昨日ヤスが言っとったやつか？』

.

「と言うことで私帰るから。しんどいし」

吉田『約束かなんだか知んねーけど、ただで帰すわけねーだろ…』