極道の娘でも恋がしたい！ (ページ1)

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謎の女 -錦戸side- ページ1

錦『お前最近、キャバクラ行ってないよな』

丸『なんか気分乗らんくてなー』

安『なんなん気分って笑』

丸『てか最近喧嘩ばっかやからそんな暇ない、って方が正しいわ笑』

倉『なんか多いよな』

錦『そんな生き急がんでも』

.

安『でもなんやろな、今日呼びだされたんって』

倉『組長から呼び出しなんて珍しい』

錦『酒の相手ちゃう？』

俺らは組長に呼びだされて、
そこに向かってる途中。

こうやって4人で歩いとるとすごい視線を感じる

多分それは俺らが暴留堂組の組員やからやろう

まぁ昼間っからこんなガラ悪い奴らが
街うろうろしとったら、気にもなるか。

.

ギャアァァァ

丸『え、なんや!?』

安『あっちの路地から聞こえてきたで』

倉『喧嘩か？』

錦『行ってみよか』

.

.

誰かの話す声が聞こえてきた。

？『もー、自分らが答えてくれへんからやで？
穏便にいこ、おもたのに…』

倉『女か？』

曲がり角を曲がると、3、4人の倒れた男の中心にサングラスをかけた女がいた。

丸『めっちゃ綺麗やな』

安『サングラスかけた状態でも分かるんか笑』

錦『これ全部自分1人でやったん？』

女は何も言わずに去ってった。

倉『こいつらまじで気失ってるで』

丸『相当な力ないと無理やんな？』

安『ほんまにあの子1人でやったんかな』

錦『……さすがに無理やろ笑』