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恐る恐る保健室に入り、村上先生の向かい側のソファーに腰かける。
もちろん私とヤス君は状況が掴めていない訳で、アイツと村上先生の会話をただ黙って聞くだけだった。
「どこらへんから聞いとった？」
「実際聞いたのは多分俺だけやねん。なぁ？」
「っええ。そうよね？」
「おん、何があったんか分からんし……」
「そうか、じゃあお前だけってことやな……亮。」
村上先生の目がアイツをロックオンして、アイツが小動物のように縮こまる。
「ちゃっ、ちゃうねん！村上先生に相談があって教務室行ったら保健室や言われて、行ってみたら内鍵してあって……何でかな〜思ってドアの前でうろついてたら声が…」
「………そうか。亮、この事黙っといてくれるか？」
「だ、黙っとくに決まってるやん！そんなっ、睨まんといてやぁ(涙)」
アイツがヤス君の肩に顔を埋めて、ヤス君が頭をポンポンしている。
…………何なんだ、この光景は。
「お前らもやぞ。もし誰かに言うたら、退学やからな。」
「退学？……待って、村上先生にそれほどの権力があるのかしら？」
そうよ、私は長瀬財閥の世界屈指のお嬢様。
そう簡単に退学なんてできっこないもの。
「それが出来てしまうんよ、お嬢ちゃん？」
「おじょっ…！！」
「やって俺の家系は、先祖代々ここの理事長を勤めてますからねぇ。
ここを建てたのも、ここを守ってきたのも俺の先祖達や。
そんで、俺もここの卒業生。」
こんなガサツな鬼教師が、ボンボンの集まる高校の卒業生！？
驚き過ぎて、みんな固まってる。
「ついでに言うと、Aの執事とすばると同級生。」
「…………え？」
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大倉章大 - すごく面白いです!!つまらないなんて言わないで、自身持ってください!!これからの関係がすごく楽しみです♪ (2013年11月4日 11時) (
レス) id: 21cfedee5c (このIDを非表示/違反報告)
渋谷忠義(プロフ) - 唯愛さん» ありがとうございます♪Part3の方で活躍する予定ですのでお楽しみにしていてくださいね♪【コメ返遅れてすみませんでした。】 (2013年11月2日 0時) (レス) id: 2fd0b4bc57 (このIDを非表示/違反報告)
唯愛(プロフ) - この作品、めっちゃ好きです！いつも楽しく読ませてもらってます ！渋谷財閥のすばる君の登場に期待してます。。！ (2013年10月23日 1時) (レス) id: 7d3fa98b51 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷忠義(プロフ) - ゆぅさん» 長々とありがとうございます♪ (2013年10月9日 21時) (レス) id: b03ea799f9 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎさん - ゆぅさんと同じく最初から見てます！全然つまらなくないです！自信持てください！ (2013年9月23日 23時) (レス) id: 41fa32ef24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渋谷忠義 | 作成日時：2013年9月3日 20時
