【検索】ジョンハンに嫌われたい (ページ12)

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Episode12 ページ12

チェヨンとウンビは涙を流しながら

やばい、ジョンハンさん最高すぎと手を叩いて笑っ

ているけど全然笑い事じゃない！！

作戦は見事失敗に終わってしまったため

控室に戻るなりいそいで着替えた。

JH「もう〜待っててって言ったじゃん！！

あれ？？着替えたの？さっきの服結構好きだ

ったのに〜」

と完全にからかってる笑顔で言ってきた。

そんでもってご飯食べる約束だったよね！

と否定できないくらいのブラックオーラ満載

の微笑みで言われ、私の鞄はすでにジョンハ

ンさんが持っていた。

隣でマネージャーはもう今日はスケジュールないん

でとか余計なことを話していてジョンハンさんにペ

コペコし

「ヤーAや、こんな先輩とご飯行けることな

んてめったにないぞ！いい機会だな。ファイティ

ン！(苦笑)」

と私に睨まれている気まずさから、自分を正当化す

るように背中をバシバシ叩かれて送り出された。

私を売ったな！？！？

流石にデビュー今年で9年目のベテランアーティス

トには逆らえないってわけか。

そのままペンに見つからないようにセブンティーン

のマネージャーさんに引き取られ裏口から見知らぬ

バンに乗せられた。

これって拉致ですよね。

このまま私あの天使の皮を被った悪魔に連れられて

どこか山奥の知らない暗い道に捨てられたりするの

かな。

オンマ、、、

短い人生だったけど、、、

DK「え！？！？誰！？！？」

お目々が飛び出ちゃいそうなくらい見開いた顔とデ

カい声が聞こえてきたから

『え！？！？なに！？！？！？』

私も反射的にびっくりしてしまった。

DK「きゃーー！！！」

『きゃーー！！！！』

DK「ぎゃーー！！！」

『ぎゃーーーーーー！！！』

DK「いやいや！きゃーじゃなくてあなた！
キョロキョロしてる君！！」

え？？？

ひと通り車内を見回したあと、え？？私？？とゆっくり人差し指を自分にさした。