【検索】ジョンハンに嫌われたい (ページ2)

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Episode2 ページ2

事件が起きたのは、突然だった。

デビューステージも順調にいき、世間にも新人アイ

ドルとして認知されるようになってきたころ

私達は大きなステージmamaに向かうため日本に向

かおうとした空港での出来事だった。

多くのアイドルがmamaのために次々に出国していく

中わたしたちも順番に飛行機に乗る準備をしていた。

たまたま。偶然。いや、運が悪かった。とでも言っ

ておこうか。

人気のあるグループが続けて出国してしまうと来て

しまうペンが多くなり空港側も対処できなくなるた

め、バランスを考えて順番が振り分けられるらしい。

それで新人アイドルで知名度もそこまで大きくない

私たちのつぎはセブンティーンが出国する手続きを

行う番だった。

昨日の夜チェヨンとウンビと選んだ空港ファッショ

ンを着てバンから出て並んで挨拶をして記者の人た

ちに手を振った。

あれ。今日ファンの人多い。私達こんなに有名にな

ったのね！！！と呑気な考えをしてチェヨン、ウンビにつづけ

て搭乗口に向かうエスカレーターを目指してあるこ

うとしたとき、

なぜか

なぜか、なんの手違いで？？え？？

セブンティーンが予定より早く到着してしまった

あ、、だからこんなに人居たのね、、(汗)

と自分の勘違いに恥ずかしくなりながら到着してし

まったものだから案内の人も慌てて素早く移動する

よう案内してくれる。

が、恐るべきセブンティーン。

あと少しというところで押し寄せてくる人波にどん

どんのまれてしまい息が、、、、

人気になるってこういうことなのねってまたやっぱ

りどこか呑気な考えをしながら圧迫された体を必死

に動かしうぅ〜と手を伸ばしたところで

その手は温かいなにかに掴まれたと同時に抱き寄せられ悲鳴が聞こえた。

ん？？？

え？？？

JH「大丈夫？？けがしてない？？」

そう、助けられたのははメンバーでもマネージャー

でもなくあの、セブンティーンのジョンハンさんだ

った。